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こんにちは、慎です。
エージェントに登録をすると必ず最初に行うものが「面談」ですよね。
この面談に際して「何をするものなんだろう」と疑問に思ったことはありませんか?
そんな疑問についてネットでの意見をまとめてみました。
- 面談って、面接とは違うのかな…
- 面談では、何を聞かれるんだろう…
- オンラインで行うものなのかな…
- 面談後はどんな流れになるんだろう…
- 面談には何を用意していけばいいんだろう…
こんな感じの疑問って持ちやすいですよね。
この記事は下記のような方におすすめです!
- 転職エージェントとの面談目的を理解して、有意義な時間にしたい
- 面談は緊張しちゃうので、事前に心の準備をしておきたい
- 面談で何を答えたらいいのか、聞かれる質問をまとめておきたい
今日は、ここについて解説をしていきます。
お読みいただくことで、転職エージェントとの面談の際に、しっかりと自分の要望や意見を伝えられ、その後の転職活動をスムーズなものにすることができますよ!
この記事を書いている人
- 人材業界経験17年目
- 転職経験3社
- ブラック企業での勤務経験あり
- 2000名以上の転職相談
- 1000社以上の支援実績
- ド底辺から社長賞受賞まで経験
- 現在は人材紹介に従事
転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。
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転職エージェントとの面談は「面接」とは違うの?
結論、面接と面談は全く異なるものです。
結論からお伝えすると、こんな違いがあります。
面接 | 面談 | |
目的 | 募集職種に適格かどうかを判断 | お互いの共通認識を持つ |
実施者 | 企業の人事担当者 | 企業の人事担当者 & 転職エージェント |
タイミング | 採用面接時 | 採用面接初期 & 転職エージェント初回 |
合否判断 | あり | なし |
ざっくりと伝えるとこんな違いがあります。
面談は「知らない間柄なので、お互い情報交換をして同じ認識を持つ」ということになります。
転職エージェントで立ち会っていただいた担当者の方をコンサルタントと呼びますが、当然知らない間柄ですよね。
転職エージェントはあなたの転職活動を支援してくれるわけですが、相手がどんな人物なのか、何を求めているのか、何をしてほしいのかが明確でないと支援できませんよね。
だからこそ、面談をすることで同じ認識を持ち、適切なパートナーとして一緒に進めるために行うものです。
◯◯さんの事を知って、最適な支援ができるようにします…
転職エージェントは人によって異なる最適な支援を掴むために、必ず面談をしています。
逆に「面接」は合否を判断する場なので、面談とは全く意味合いが異なります。
面談では、何を聞かれるんだろう…
面談では、こんな質問を受けます。
- 自己紹介
- 現職でやっている仕事内容
- 転職をする理由
- 転職に求める条件
- 想定している転職活動期間
- 転職に際して不安に思うこと
主にこんな内容を尋ねられます。
当然ですが、リラックスをした状態で本音を答えていただいて構いません。
なぜならば、本音を伝えないと「あなたが何をしたいのか」が伝わらず、こんな弊害が出ます。
- ズレたサポートをされるようになる。
- ズレた求人を案内されることになる。
- 業務時間中など希望しない時間に連絡がくるようになる。
- 転職支援が一向に進まなくなる
当然といえば当然なんですが、ズレた認識のまま進めると、こうなりますよね。
だからこそ、マイナスの事柄だったとしても本音を伝えるべきです。
転職するならば年収1,000万円は欲しいんです…
転職希望時期は3ヶ月以内にしたいんです…
連絡はメールだけで、電話はしないで欲しいです…
これ、叶えられるかどうかは別として、伝えていただいてOKです。
オンラインで行うものなのかな…
面談は、基本的には直接お会いして対面で行うものです。
なぜならば、直接話をすることで特性や空気感といった転職には重要なことも見えるためです。
ただ、昨今では、感染症対策のひとつとして面談はオンラインで実施をすることが多くなりました。
下記の転職エージェントは基本的にはオンラインのみで対応をしていますので、もし自宅にいながら面談をしたい方は参考にしてみてください。
オンラインで行う場合には下記の流れで進めることになります。
- 転職エージェントに登録をする
- 担当のコンサルタントよりメール or 電話で直接連絡をもらう
- 面談日程を確定する
- メールでオンラインツールの案内を受け取る
- 面談日当日に案内のツールのログインをして面談開始
案内は全て転職エージェントからしてくれるため、登録をしたら待っているだけでOKです。
面談後は、どんな感じの流れになるのか
面談を経て、一通りの質問に対して答えた後の流れは、こんな流れで転職支援が進みます。
主に面談直後に発生をするやり取りは下記です。
- 職務経歴書や履歴書のチェック、添削
- 自分に合わせた転職時に気を付けるべきポイントの指摘
- 求人票の案内、応募
これだけです。
えっ、求人票の案内を受けて、意思を伝えるだけで応募ができるの?
はい、調整業務については全て転職エージェントが代行をしてくれるため、あなたは時間を取られません。
また、職務経歴書についても、改善をした方が良い点を細かく指摘してくれるため、従って変更をするだけで完成度の高い書類を作成することができます。
そして、面談時にコンサルタントが感じた転職をする上で考慮しておいた方が良いことを、案内をしてくれますので、参考にすることで転職活動をスムーズに進められます。
面談には何を用意していけばいいんだろう…
特に用意をするものはありませんが、下記があると「より面談が有意義になる」ものを紹介していきますね。
- 自分自身の現状の整理(転職理由、希望条件など)
- 応募をしてみたい求人のイメージ
- 職務経歴書や履歴書などの書類関係
これは面談時に必ずしも持っておく必要はありませんが、あればより具体的なアドバイスをもらうことができます。
ひとつひとつ解説をしていきますね。
自分自身の現状の整理(転職理由、希望条件など)
転職をなぜ行いたいのかを「抽象的なイメージ」でも構いませんので持っておくと良いでしょう。
理由は、下記にあります。
- 本当に転職をすることで解決できる悩みなのかを判断してもらえる
- 悩みの解決をしうる代替案があれば提案をしてくれる
この理由がありますが、前提をお話しすると転職エージェントは無理に仕事を進めてきたりはしません。
なぜかというと、転職によって悩みが解決しないのに転職を進めていってしまうとクレームになりますよね。
転職したけど、全然悩みが解決されないじゃんか…
こうなると評判を下げるだけでなく、クレームの対応にも時間を取られるため転職エージェントとしては控えたいものなので、無理に進めることはしません。
なので、こういったことも言われたりします。
◯◯さんの悩みは、転職をしても解決しません、現職で◆◆をしてみてはどうでしょう…
こんな代替案を提示してくれることもあります。
その結果、あなたの悩みが解決することができれば、非常に有意義なものと言えますよね。
応募をしてみたい求人のイメージ
これは、転職エージェントにどんな求人を紹介したらいいのかを伝える手段として用います。
具体的には他社の求人でも良いので気に入ったものがあれば、それらをPDFにして送ると有効です。
- 希望条件に近しい求人を紹介してくれるようになる
- 尋ねた転職エージェントが該当求人を持っていたら具体的な情報を教えてくれる
このようなメリットを受けられるようになります。
なので、時間があれば求人広告でも構いませんので自分が気になる求人票をピックアップしてみると良いでしょう。
職務経歴書や履歴書などの書類関係
職務経歴書は事前に送っておくと、添削をしてくれます。
経歴書類に必要なものは「客観性」と「まとまり」です。
このふたつを自分自身でまとめるのは、本当に転職に慣れた人でないと難しいです。
なので、多くの人は職務経歴書をまとめることに悩み、時間がかかっています。
正直、こんなところに悩むぐらいだったら一つでも多くの企業に応募をして選考を進めた方が圧倒的に得です。
なので、転職エージェントとの面談が確定をしたら、担当者宛に職務経歴書を送っておくと、添削&改善アドバイスを受けられてスムーズに応募をすることができます。
転職エージェントの裏事情について
転職エージェントって、神サービスじゃん!
そう思うかもしれませんが、万能ではありません。
ぶっちゃけ、嫌な部分もたくさんあります。
ここについて、リアルな裏事情をお伝えしていきたいと思います。
結論から伝えると下記の点がエージェントを使うと「いまいちだなぁ」と思う点です。
- 大手のエージェントを複数登録をしても同じ求人ばかり紹介される…
- 担当するコンサルタントによって全く意味のないアドバイスを受ける…
- 時に無理やりクロージングをしてきて、入社を迫られることがある…
- 面談で聞かれることは一緒なので同じ事を何度も話すことになる…
ここは、リアルに側面を知っていただきたいので、生々しくお伝えをしていきたいと思います。
大手のエージェントを複数登録をしても同じ求人ばかり紹介される…
当然、エージェントは多くの企業と取引をしています。
また、エージェントは下記の特徴を持っている会社の求人を扱いたいと思います。
- 多数採用をする企業の求人
- 年収が高い求人
- 決まりやすい求人
ここが理由です。
なぜならば、採用数が若干名なら採用してすぐに終了となってしまいますよね。企業との契約を進めている間に他社に採用を決められてしまったら、時間の無駄になりますよね。
そうなると、転職エージェントとしては無駄に工数を使うだけで一銭にもならなくなります。
そんな状況は是が非でも回避をしたいと思うことから、下記の求人を多く扱いたいと思っています。
- 多数の採用枠があること
- 継続的に募集をすること
ここになりますよね。そうすると、大量継続募集をする企業の求人が集まりやすく、その企業が紹介をされることが多くなります。
この傾向は、大手の求人に色濃く、ぶっちゃけ大手の転職エージェントは複数登録をしても意味はないです。
担当するコンサルタントによって全く意味のないアドバイスを受ける…
大手の転職エージェントにありがちなことですが、当然コンサルタントも人なので熟練をした方もいれば、そうでない方も含まれています。
特に経験が浅い転職者には、若手のエージェントが支援に就くことが多いです。
なぜならば、経験が浅い候補者は多数いるので集客に困りません。
仮に転職支援できなかったとしても転職エージェントとしては次の転職者の支援に移ればよいだけになりますのでリスクが少ないためです。
ただ、あなたにとってみたら転職エージェントの担当者の良し悪しは成功には不可欠なことですよね。
そのため、多くのエージェントは担当のコンサルタントを変更することができますので、万が一「この担当コンサルタントと合わないかも」と思ったら申し出をしましょう。
時に無理やりクロージングをしてきて、入社を迫られることがある…
彼らは、転職を実現して、あなたが入社をした事実が企業と確認できた時に初めて報酬が発生します。
つまり、それまでは全く収益は発生することはありません。
つまり、あなたが面談の最終段階で、悩んで決めかねているとエージェントはこう思っています。
そんなに悩んでも回答でないだろ、早く決めちゃえよ…
こんな感じで思っています。
あなたにとっては人生を決める大事な決断なので悩みたい気持ちがありますが、時にエージェントはこのような形で目先の利益を確定させるためにクロージングを行ってくることがあります。
ここは、決して流されず「考えがまとまる」まで決断はしないでOKです。
面談で聞かれることは一緒なので同じ事を何度も話すことになる…
どのエージェントも面談は基本的に質問内容が一緒です。
テンプレートにまとめて事前に送ったとしても、彼らは面談を希望します。
なぜならば、下記のように感じているためです。
- 面談をして多少のコミュニケーションを取らないと、逃げられる可能性がある
- 面談をして他社と違った特徴を認識してもらえないと、自分の案件で活動を進めてくれない
こうなります。
つまり、転職エージェントで面談をする意味というのは、転職者とのグリップを握りある程度コントロールの余地を作っておくことが重要となっています。
聞かれる内容をメールで伝えればいいじゃん…
そう思っていたとしても面談実施を上記の理由から必ず行いたいと思っています。
以上のことから転職エージェントを使う際には一定デメリットも考慮をして、活用をする必要があります。
下記の点を押さえておけば、エージェントに振り回されることなく自分の意思を持って転職先を決断できるようになりますので、参考にしてみてください。
- 転職は明確に期限を決めず、多少のゆとりを持ちながら進める
- 転職エージェントの言われたことを鵜呑みにせず比較をして決める
- 大手のエージェントはひとつの登録でOK、もうひとつは中小の特化型エージェントを選ぶ
- 嫌なものは嫌とはっきりと伝えるようにする
この四つを抑えることができれば、転職エージェントはあなたの大きな力となってくれるはずです。
下記の記事を参考にしながら、登録を進めてみてください。
コメント内容は、丁寧に拝見させていただきます!