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こんにちは、慎です。
応募書類も揃え、希望の求人も見つけた段階で、いきなり第一希望の企業にいきなり応募をしていませんよね?
えっ、なんで応募をしちゃダメなの?
そう思われると思います。
決してダメではないんですが、いきなり第一志望の会社に応募をしてしまうと、かなり勿体無いことになります。
具体的にはこんな勿体無いことが発生をします。
- 書類選考で玉砕をし、面接にすら辿り着けなかった
- 面接で良い回答ができず、一次面接で不採用
こんなことになります。
第一志望なだけに、ショックも大きく「転職活動やめようかな..」と思ってしまうぐらい大きな影響がありますよね。
第一志望の会社を受ける際には必ず下記を揃えてからの方が好ましいとされています。
- 面談の雰囲気を掴み、慣れてから
- 面談における自分の課題点を最低限改善後
- 第一志望の企業の情報をしっかりと把握後
この三つになります。
特に転職回数が多い方は応募時にしっかりとした対策が多いです。
こちらも併せてご覧ください。
ここを疎かにしてしまって、第一志望の会社群をことごとく不採用になってしまうと、通常「6ヶ月間は再応募」をすることができなくなります。
こうなると、転職活動自体も見直さなくてはならなくなります….
そこで今回は、「第一志望企業に応募をする前にクリアにしておきたいこと」について解説をしていきます。
この記事は下記のような方におすすめです!
- 面接に慣れていない方
- 第一希望の会社がある方
いつのタイミングで第一希望の会社に応募をすべきか、何を揃えてから望むべきかをしっかりと理解をすることが、まずは大事です。
そうすると通過率の高い状態で第一希望の会社の面接に臨むことができるようになります。
この記事を書いている人
- 人材業界経験17年目
- 転職経験3社
- ブラック企業での勤務経験あり
- 2000名以上の転職相談
- 1000社以上の支援実績
- ド底辺から社長賞受賞まで経験
- 現在は人材紹介に従事
転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。
第一希望の企業の面接の前にしておくべきことの、まとめ
まず、転職を始めたばかりでは、何が不足をしていると思いますか?
おそらく下記の点ではないでしょうか。
- 面接のイメージがついておらず、適切な受け答えの仕方がわからない
- 面接の雰囲気に慣れていないため、常に緊張をし、落ち着いて答えられない
- 企業のどんな情報を用意しておくべきかイメージがつかず準備が疎かになる
- 自分の面接における「ダメな部分」が把握できず、良い受け答えができない
あなたが選んだ会社であれば、きっと他の人からも魅力的な求人だと認識をされています。
そうなれば、当然ライバルも多いことですし、募集の目線も高いはずです。
そんな中で、上記のような課題点を残したまま面接を始めることが、不本意な結果を招くことは言うまでもありません。
そうならないために、下記の順番で進めることが肝心です。
第一志望を「簡単に突破」をするための順番
- 「1回目」の面接実施(第二希望以下)
- 自分の面談の課題を洗い出す
- 「2回目」の面接実施(第二希望以下)
- 再度の課題点の洗い出しを行う
- 人材紹介会社で面接対策をしてもらう
- 第一志望企業に転職エージェント経由で応募を行う
まずは、この流れで進めることが重要です。
最初に「1回目の面談〜2回目の面談の課題洗い出し」までの流れについて解説をしていきます。
第一歩は「面接のイメージ」を自分で持つことが大事
先にお断りをしておきますが、面接に不慣れな場合には、最初の面接は失敗をすることになると思います。
いきなりショッキングな出だしとなってしまいましたが、理由について解説をしていきます。
まずは、下記のデータをご覧ください。
総合人材サービス大手企業のエン・ジャパンが運営をする「エン・ミドルの転職」の会員を対象に行ったアンケートです。
面談で失敗したことについて回答を求めて居ますが、その中で圧倒的に多い回答が「志望動機について」となります。
これって単純に準備不足なんじゃないの…
そう思うかもしれませんが、よく考えてみてください。
面接を実施していない中で、なんとなくで定めた志望動機が、人事に対して響く最適な内容になっているでしょうか。
おそらく、ほとんどの人はなっていないと答えるはずです。
それは、なぜかというと、面接のイメージもついていない中で定めようとするからです。
相手の感覚も掴めないうちに、志望動機などを定め切るって難しくないですか??
ここをクリアにする必要があり、どうしても面接を行ってみて、肌感覚として掴んだ上で定めることが必要になってきます。
なので、転職活動を始めるとよく言われることがあります。
志望度の低い企業をいくつか受けてみて、感覚を掴んだ方がいいよ。
このようなことです。
なので、まずは第一希望の企業以外の会社を2〜3社程度受けてみることをオススメします。
応募の仕方は下記をご覧ください
次に大事な観点を解説します。
第一希望の企業の面談対策です。
面談対策については過去にこちらの記事でご紹介をしました。
基本的にはこちらを参照いただければ良いのですが、第一希望の会社であれば特に下記を用意しておきたくないですか?
- 面接官の人物情報(プロフィール、考え方、好まれる回答の仕方など)
- 書類選考で押さえておきたい部分(特に重要視される項目)
- 一次面接で尋ねられること(面接での回答を準備)
そりゃ、わかった方がいいけど、こんな情報もはやチートじゃん…
そうかもしれません。
ただ、思い返してみてください。
面接で大事なことって「合格をして、その会社で勤めること」ですよね。
その実現をするためには「知っておいて面接を優位に進められるのであれば、是が非でも知っておきたい」と思うのは誰もが一緒でしょう。
だからこそ、第一希望の会社に特化をした面談対策方法を解説していきます。
第一志望に時間をかけてでも準備をしておきたい面接対策の方法
結論、下記を用意する必要があり、とても時間がかかります。
そのため、第一希望の会社のみに行うようにしましょう。(他企業も行うと時間がかかりすぎるので非効率)
- 職務経歴書は、その企業の「好まれる情報」を散りばめ、独自で作る
- 担当者の人物情報を「Facebook」「Instagram」を参考にして把握する
- 過去の面談で「よく聞かれた質問」を把握しておく
- 採用された方のプロフィールや傾向を把握しておく
いや、だから、こんな情報得られないよ….
そう思うのは当然ですが、この情報は実は簡単に手に入ります。
それは、第一希望の企業の求人を取り扱っている人材紹介を見つけてコンサルタントに話をすることで解決します。
一例として転職エージェントのコンサルタントは下記の情報を持っています。
- 企業の採用計画と募集職種の全部
- 企業の課題(採用上、経営上の課題)
- 採用された方の傾向とプロフィール
- 面談の流れと、対応する人の人物情報
- 面接でされる質問と、その背景について
これだけのことをコンサルタントは把握します。
逆にこれがないと、企業の仲介をすることはできませんので、どの人材紹介会社も情報としては持ち合わせています。
この中で、大事なことは「第一希望の求人を持っているかどうか」です。
ここに関しては、業界別や規模別の人材紹介会社をご紹介しますので、該当の企業の業種等々を強みとする企業に登録をしてみてください。
そこで情報をいただいたら、エントリーも同時で行うようにしてください。
そうすることで、面接対策として下記のことを行っていただけます。
- 書類選考段階で、担当者に強いプッシュ(魅力的に伝達)
- よくある質問に対しての、模範回答例の作成
- 模擬面接(実際の担当者を真似して模擬面接を実施し、レビュー)
ぶっちゃけ、この三つをしてくれるだけで、かなり面接が楽になります。
第一希望の会社を受ける際に、気をつけることのまとめ
最後になりますが、第一希望の会社を受ける際に下記の点が重要だということを伝えました。
- 第一希望独自の応募書類を作成する
- 面談に慣れて極力緊張をしないようにする
- 面接で尋ねられる質問を事前に把握
- 人事担当者を調べ、詳細に情報を把握
- 自分の面接課題点を洗い出しておく
この5つが基本的におこなっておくことです。
ただ、第一希望の会社を受けることになると、ほとんどの人が緊張をして思うように話ができない可能性があります。
そうならないためにも、自信を持って臨む必要がありますが、そんな方に対して下記の言葉をお伝えします。
- 書類選考を通過している時点で、あなたのスキルや経験は一定評価を受けている。
- 人事担当者のプロフィールまで準備をしている転職者は少ないので、大きなリードができる。
- 面談で緊張をするのは誰もが一緒で、人事担当者は緊張については「仕方がない」と思っている。
- 面接の課題点までの振り返りをした時点で、十分採用に行き着くための面談スキルを有している
あなたは、きっとこんな状況だと思います。
これだけのことがしっかりとできれば、企業としても「優秀な人材」だと思ってくれるはずです。
そのため、落ち着いて安心をしながら面接に臨んでいただければ、きっと合格できるはずなので自信を持って臨んでくださいませ。
準備はできているのに、なかなか面接が通らないなぁ
こうお悩みの方に関しては、面接での対応方法に何か誤りがあります。
そのため、下記をご覧いただき改善をしてみてください。
コメント内容は、丁寧に拝見させていただきます!