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どの面接でも最後に必ず「何か質問はありますか?」と尋ねられるけど、一般的なことしか言えない、どんな質問が良いのかな?



逆質問って何のために尋ねられているのか理由がわからない。
意図がわかれば答えられるのに。
こんにちは、慎です。
逆質問とは何かというと、一通り面接が終わった後に「何か質問はありますか?」という問いかけのことです。
ここで相手の印象を決定づけると言っても過言ではなく「特にありません」という回答は絶対にNGです。
とはいえ、転職初心者が気の利いた逆質問をすることも難しいですよね。
そこで、元人事が実際に受けてよかったと感じた逆質問を10選紹介させていただきます。本テンプレートはそのまま用いて構いません。
ここで1点注意事項となりますが、当たり前かもしれませんが、面接での文脈を無視した逆質問は相手の印象を悪くするだけになりますので、くれぐれも面接の内容に即した逆質問を行うようにしてください。
この記事を書いている人


- 人材業界経験17年目
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この記事は「逆質問はなんのために行うのか」「人事は逆質問で何を見定めているか」「どんな回答が最適か」の3つを中心に解説します。
人事に「おっ!」と思わせる逆質問ができるようになります。
逆質問は何のために行い、人事は何を見極めているのか?


面接の最後で尋ねらられることが多い「何か質問はありますか」の問いですが、これを一般的に「逆質問」といいます。
人事は決して、面接の時間が余ったから行っているわけではありません。
多くの企業が面接の最後で意図的に尋ねるようにしています。
逆質問は下記の3点の目的で、選考のひとつとして行われている可能性が高いと理解をしておきましょう。
【1】あなたの疑問を解消するために逆質問をする
当然ながら面接は限られた短時間で行われるため、人事が伝えたかったことが全て伝えられるということはありません。
そのため、あなたが情報不足だと感じる項目もあるはずです。
そのため、単純に疑問を解消をするため「何か質問はありますか」と尋ねあなたの理解を深める場として提供をされています。
こんなことを聞いたらまずいんじゃないかとは思わず、疑問に思ったことは積極的に質問をするようにしましょう。
【2】自社に興味を示しているポイントを把握するために逆質問はある
人事としては、当然ながら自社に魅力を感じていただきたいと考えています。
ただ、人事担当者がもっと興味があるのが「自社のどの部分に興味を示していただいているのか」ということになります。
なぜこの把握をしたいのかというと、今後あなたを内定まで導いていく中で企業がPRポイントとして持っておくことで、あなたの興味をより高めるための情報を抑えたいという気持ちから尋ねるようにしています。
【3】あなたの志望意欲を試したいため、逆質問を使う
人事担当が「何か質問はありますか?」と尋ねたことに対して「特にありません」と答えてしまうのはNGです。
当然ながら入社をしたい企業であれば、多数気になる情報はあるはずです。
ただ、何も逆質問がなければ、興味を持っていただけず、面接を聞いていなかったのではと人事に印象付けてしまいます。
つまり「興味がありません」と言っているようなもので、面接官の印象を大幅に下げてしまいます。
なので必ず面接の中で逆質問は必ず行うようにしましょう。
【4】コミュニケーション能力を確かめるため、逆質問を行う
あなたの質問の仕方を見ています。
当然ながら質問はコミュニケーションの基本部分になりますので、問いの内容が簡素で分かりやすく行える人は、人事担当にとっても好印象です。
ただ、質問の意図がわからない。そもそも質問自体が長いなど、質問の仕方が下手な場合、コミュニケーション能力が乏しいと判断をされてしまいます。
そのため質問の仕方は結論から伝え、何を趣旨としているのかを明確にして伝えましょう。



ただ、決して尋ねてはいけない逆質問も存在をします。
面接で人事が説明済みの質問
当たり前かもしれませんが、面接で人事が説明をしたことを再度聞くというのはやめましょう。
もし、その情報が不足をしていて、あなたにとって大事な項目であれば「大変申し訳ありませんが、先程の○○という内容について理解が乏しく、今一度ご説明をいただいても宜しいでしょうか」と低姿勢で尋ねることをオススメします。
面接ですぐに使える逆質問テンプレート


【1】今後の事業計画について差し支えない範囲でお伺いできますか?



現状の事業計画については理解を致しましたが、今後についてはどのような展開をお考えでしょうか。
現在の企業の状態がどのような状態になっていて、今後の事業の展望を尋ねると良いです。
人事担当者からは現状と今後を見据えて、転職者がどのような活躍をすべきかを考え、成果をどのように出していくべきなのかを整理していただていると映り「きっと事業に貢献をしてくれるだろう」と好印象を持たれます。
【2】配属部署において、現状の課題は何と捉えていらっしゃいますか?



配属を予定されている部署においての課題感はどのようなものをお持ちでしょうか。
当然、会社には部署ごとに課題が存在をします。
自分が配属される部署では何の課題があり、何を解決していくべきなのかを捉える必要があります。
そのため、この質問を通じて会社全体の課題感と、部門の課題双方を理解し、どのように貢献できるのかを把握するための良い質問です。
【3】半年後にどのような活躍をしていてる事が求められていますか?



貴社にて活躍をしていきたいと考えていますが、差し支えなければ半年後にはどのような成果を輩出している事が好ましいとされますか?
あなたが想像する成果の発揮度合いと会社が求める成果の度合いが異なり、あなたのイメージの方が下回っていた場合には、せっかく入社をしたとしても会社からは成果がでていないと思われ、適正な評価を受けることができません。
そのため半年先にどの程度の成果を輩出していく事が会社の期待としてあるのかを確認することで、認識の相違を無くそうとしていると人事担当者からは思われ、好印象に映ります。
【4】競合他社と比較をする中で御社の事業優位性はどの点にありますか?



競合他社は○○や◆◆が挙げられると思いますが、その競走環境の中で何を差別かとして事業を展開されているのでしょうか。
競合他社が多く、大企業がひしめきあっている中だと、差別化を行わないと事業としての発展性は得られません。
そのため企業としては試行錯誤して事業の差別化を図っていくはずです。
そのような事業の特性を理解することで、あなたにとっては将来性を感じる回答が得られる可能性があります。
また人事担当者にとっても業界や会社に興味を持っていただいていると感じ、好印象に映ります。
【5】会社のミッションやビジョンについての設定背景を教えていただけますか?



御社ではミッションを○○と定め、ビジョンを○○と定めていますが、その設定背景について教えていただけますでしょうか。
この質問は非常に好感度が高まります。
なぜかというとミッションやビジョンにおいては会社がもっとも大事にしている言葉であり、その会社の規範です。
そのため設定をされた背景を伺うことで、会社を理解しようとしてくれていると人事担当は感じるようになります。
行き詰まったら、この質問をしましょう。


【6】なぜ○○さん(人事担当者)は入社をしようと思われたのですか?



御社では様々なバックグラウンドを持つ方が勤務されている様子が伺えますが、○○さんはなぜ、この会社を志望されたのですか?
人は誰でも自分に興味を持っていただいている方に好意を示すようになります。
そのため人事担当者が志望した理由を聞くことにより、自分自身に興味を持ってくれていると思わせることができ、あなたに対して好意を持つようになります。
プロフィールの詳細まで伺う必要はありませんが尋ねてみると良いでしょう。
【7】新規事業として○○を展開していますが、今後の展望を教えていただけますか?



新規事業として○○を展開されていますが、今後はどのような事業戦略なのでしょうか。また私が当事業に関与していくことはできますか。
新規事業はその会社の中でも命運をかけた大事なものと捉えられています。
その事業をしていることを事前に調べたという点でも好印象になります。
また、その事業に携わり貢献したいという気持ちを伝えることで、会社に大変興味を持っていただいていると感じ印象がぐっと良くなります。


【8】今後どのようなスキルを身につけていく事が求められていますか?



配属をされる部署においてはどのようなスキルを身につけていくと活躍ができますか?また入社前までにできることとしては何がありますか?
常に学びの姿勢を見せるということは良いことです。
この質問をすることにより、自己研鑽をしっかりと実施いただいている方と捉えられ好印象です。
またスキルなどの曖昧なものを切り出しにくければ、推奨される本などのテーマでヒアリングすることもオススメです。
【9】御社で活躍をしている方はどんな特徴を持つ方ですか?



御社で活躍をしている方の共通点などはありますか?
優秀になるのであれば、優秀な人から学ぶというのはビジネスの鉄則です。
そのため本質問を通じて、どのような方が活躍をしているのかを研究する材料として質問をしましょう。
そうすることで、人事担当者はあなたが活躍を見据えて入社を希望していただいていると映り、好印象に映ります。
【10】どのような社風の会社ですか?



現状どんな人が勤務をされていて、どんな社風なのでしょうか。また、その点においての今後の取り組みなどもあればご教示ください。
あなたがカルチャーマッチをするかどうかは人事担当者にとっても重要なことです。
そのため、会社にはどのような年齢の方が在籍していて、性別比率はどのようになっていて、どんな指向性の方が在籍しているのかを質問し、自分がカルチャーマッチをするかどうかを確認する質問はGOODです。
会社によっては1時間の面接時間を抑えていても、30分程度のヒアリングのみで留め、逆質問用に残りの30分の時間を確保している会社もあるぐらい、大事な時間です。
面接の内容を踏まえて質問をすべきですが、上記の内容はすぐに印象をよくする事ができる王道のテンプレート集です。ぜひ積極的に活用くださいませ。
コメント内容は、丁寧に拝見させていただきます!
コメント一覧 (1件)
[…] この項目を把握するために人事は試行錯誤あなたへの質問を介して把握をしようとします。「転職面接の逆質問【元人事が教える、好感を持たれるテンプレ10選】」で面接で行われる逆質問ケースについての解説をしていますので併せてご覧ください。 […]