引き抜き転職って他人事?【いえいえ、身近ことで誰もが可能性あり】

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こんにちは、慎です。

仕事で着実に成果を出していると、人材紹介会社やヘッドハンティング会社から連絡をいただく場合があります。

応じてみると「A社が◯◯さんの入社を希望されていて、諸条件を含めてお話をしませんか。」と切り出されます。

これは、いわゆる「引き抜き」と呼ばれるもので、機会は突然やってきます。

時に、この手法での転職は自身の将来的なキャリア形成も年収アップも叶えられる場合があり、適切に対応をしていく必要があります。

この手法の「メリットやデメリット」「注意すべきポイント」を伝え、オファーが受けられる人材になるための方法についても解説をしていきます。あなたが他社からオファーを受ける人材になるよう、説明をします。

目次

このページの概要

この記事の信憑性を示す根拠について

  • 転職サイト運営会社(東証一部上場企業)にて10年経験をし、社長賞受賞経験あり

  • 年間平均240社の企業訪問実績、多くの経営者や人事担当者との折衝経験から得た情報を記載

  • 年間200名の転職希望者との面談を通じ、様々な悩みを知り得た上での情報を記載

  • 自身の面接合格率は「77.7%(過去18社の面接実施、うち14社が内定)」

人材業界の「メディア(転職サイト)」「人材紹介業」「採用コンサル」「転職相談」の業務を通じて得た実際の経験を踏まえて分かりやすく解説をしています。なるべく今のトレンドを踏まえながら、すぐに活用できる情報を書きます。

こんな方の悩みを解決する記事を書いています

  1. 周囲で引き抜きによって転職をした方が居たが、どのような巡り合わせがあったのかを知りたい方

  2. 引き抜きをされるには、普段どのような点に注意をしていればよいのかを知りたい方

引き抜きというと、企業から求められている嬉しさもありながら、少し警戒もしてしまうイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。

他社からオファーが出されるのは「あなたの能力が必要とされている」ためであり、自身のキャリア形成のために有効であれば、応じる事も手です。

解説を通じて、あなたにはオファーの際の判断軸を提供します。

引き抜きはどのようなものなのか?

引き抜きというと秘密裏に行われているイメージが先行するのではないでしょうか。

また、その性質ゆえ「違法性があるものではないか」「何か公にできない裏の事情があるのではないか」と思われる方も多いのではないでしょうか。

先ずは、その疑問に対して解説をさせていただき、正しい情報をお伝えさせていただきます。

引き抜き行為は違法なのではないか?

結論、違法ではありません。

憲法22条でも定められている通り、日本では「職業選択の自由」が保証をされています。

それゆえに、引き抜きをきっかけとした転職を行ったとしても行為事態は違法ではありません。

但し、転職をきっかけに現職の情報を持ち出したりした場合には違法となり、処罰の対象となります。

あくまで、引き抜きは企業にとって「人を採用するための1つの方法」でしかありません。

一般的な求人広告などのメディアを通じての採用だけでなく、重要ポジションの採用においては、このような引き抜きを使うケースがあります。

公にできない事情は何があるのか?

引き抜きは前項でも述べた通り、重要ポジションにおいて活用をされることが多いです。

例えば、上場企業が既存のビジネスとは別軸で、新たな分野へのチャレンジをする場合、ノウハウを保有していないケースがあります。

そうなった場合には外部から適切な人材の採用をする必要が出てきます。

しかし新規事業として展開をしていく場合、公表をしてしまった場合には、大きく株価に影響をしたり、ライバル企業から邪魔をされてしまったりと、不都合なケースも多く起きます。

そのため、秘密裏に採用を進める必要があり、選りすぐりの人材紹介会社やヘッドハンティングを専門としている会社に依頼をすることで、求める人材の採用を進めます。

この場合には採用をする目的が明確になっているため、特定のスキルを持っている方のみに声がかかるため、限定的であり、公にならないケースがほとんどです。

企業は、どのように引き抜きを依頼するのか?

秘匿性がある状況のため、限られた人材紹介会社やヘッドハンティング会社の数社のみに声をかけます。

当然、企業と馴染みの深い会社が選定をされ、社長や役員などから話を持ちかけられます。

場合によっては、情報を提供する前に「秘密保持契約書(NDA)」を交わし、仮に紹介依頼を受けなかったとしても口外はしない条件を約束した後に募集の内容を開示します。

ここで、ワンポイントとなりますが、人材紹介会社とヘッドハンティング会社の違いをご紹介します。

人材紹介会社は一般的に、転職希望が「顕在化」した転職者を応対し、企業へ紹介をします。

一方、ヘッドハンティング会社は「候補者の意向」は考慮せず、特定の人材に対して長期的にアプローチをして、転職を勧めるサービスになります。

そこで、企業は大手の人材紹介会社に本件を話し、すでに該当の要件を満たす方が転職希望者として居るかを確認します。

居た場合には紹介という流れになりますが、居なかった場合にはヘッドハンティング会社の出番です。

◯◯という条件を持っている方を採用したいというオーダーをヘッドハンティング会社にすることで、該当する人物をHPなどで探し、アプローチをし、転職意向を固めて、企業に紹介をします。

当然ながらロングランの採用活動となりますし、とてつもない労力も必要とされるので、成立をした場合には超高額のフィーが払われるケースが多いです。

引き抜きのメリットについて

当然、引き抜きには企業のメリット・デメリット、転職者のメリット・デメリットの双方発生をします。

転職者のメリットについて

企業にとっての重要なキーポジションとなる可能性が高いため、提示される年収や条件は破格である可能性が高く、当然ながら、現職よりも良い条件でない限り転職を決意はしまないため、企業が給与制度で定める通常テーブルで定められた額よりも高い給与を提示する場合が一般的です。

この金額は企業と相談を経て、より上昇をしていく場合もあるため、一般的には引き抜きによる転職は年収が高くなる傾向にあります。

企業のメリットについて

秘匿性を担保したまま採用活動が行えるようになります。また、採用に関わる交渉事や引き合わせの段取りなどを人材紹介会社やヘッドハンティング会社に全て依頼をするケースが多いため、企業は手間もかかりません。

また採用時の料金に関しては成功をしたら請求が発生する契約形態になっている場合が多く、リスク無く採用をスタートできます。

デメリットについて

転職者のデメリットについて

突然連絡を受け、困惑をします。

また、情報もどこから仕入れてきたのかわかりませんが、突然知らない人から携帯宛に連絡が来たりします。ヘッドハンティング会社はSNS、HPだけでなく、あなたが取引をしている企業にもリサーチをかけたりし、とにかく情報収集を真っ先に行います。

そのため、連絡先を手にすることは彼らからしてみれば容易であり、あなたは「突然知らない人から連絡をもらった」と困惑する状況は必死です。

企業のデメリットについて

時間がとにかくかかります。

企業としては多くの方に求人を開示するわけではなく、ヘッドハンティング会社を通じて少数の方とコンタクトを取っています。

また、その対象となる方は転職意向も持っている訳ではないため、口説くという工程が長期化をし、入社まで数年間かかるケースも珍しくありません。

そのため事業計画を直近で定めてしまっていて、人材が獲得できないために、保留にするというケースもあります。

引き抜きを受けて退職をする際に気をつけるべき点

あなたの「何」を目的に引き抜きをするのかによって気をつけるべき点は異なります。

例えば、あなたがメーカーで勤務をしていて、特定の技術を持っていたりします。

その技術が欲しいがゆえに、引き抜きの依頼をしたとしたらどうでしょうか。技術を持ち出す事を条件に転職を勧めてくるはずです。

それを承諾してしまうと、現職の会社のキーとなる技術が持ち出され、他社へ流用されるという状況が生まれます。

これをしてしまうと「不正競争防止法」という法律に抵触をし、法律を以て罰せられます。

つまり、技術などを目的にした引き抜きだった場合には断るのが懸命です。

一方、あなたが高い営業スキルを保有している営業社員だったとします。

このスキルはあなた自身が培った固有のものであるため、会社のスキルではありません。

営業情報などの持ち出しを求められるわけでもなく、あなた自身の手腕が評価をされての引き抜きに関しては、応じても問題となる可能性は低いでしょう。

実際に、このあたりはナイーブな問題となり、細かい条件によっても法律に抵触有無は変わりますので、然るべき相談をした上で対応をすると良いでしょう。(下記は不正競争防止法で逮捕をされた事例となります。)

意図的にオファーを受けやすい状況を作るための方法

ひとつひとつの仕事を徹底的にやり、自身の名前を売っておくことです。

取引先企業の役員との商談機会を増やす、セミナーなどの交流会に積極的に参加、名刺を置かせていただけるところには徹底的に利用をして名を残すことです。

多くの経営者は優秀な人材であれば、多少のコストは惜しまないと考える方が多いでしょう。

そのため、あなたが活躍をしている側面を遠目で眺めています。

その際に取引先である、あなたの仕事の評価もしています。仮に経営者のお眼鏡に叶う印象的な側面を与えられれば、きっと経営者は「我社に欲しい人材」と思っていただけるでしょう。

ただ、月日が流れていくと記憶も薄れ、引き抜きのアクションに発展をするケースが少なくなります。

そのため名刺をしっかりと置かせていただき、あなたの名前を残すようにしましょう。

私の知人で優秀な営業社員が居りましたが、経営者との商談の際に、名刺を3枚渡していました。

その社員は自社のサービスを紹介によって売り込みたいと思い渡していたのですが、結果的に、経営者から別の経営者に名刺が渡り、数珠繋ぎでネットワークが大きくなり、いつの間にか、その業界では有名な人物になっていました。

その結果、名刺を渡していない大手企業の経営者からも「気になる人材」とベンチマークをされ、引き抜きの対象にされたようです。

結局は愛社精神が強く、現状の企業に留まることを選択しましたが、提示された給与は破格だったと聞いています。

引き抜きは水面下で行われるため、怪しさもイメージとしてはありますが、企業にとっては立派な採用手法です


仮に引き抜きによって転職をする状況を迎えたとしても、些細なことでトラブルになりますので、ご注意ください。


下記は当サイトのまとめ記事になっています。転職初心者が最短期間で実現する方法をイチから順番に解説をしています。ご覧いただくことで、いざ転職を考えた時に「無駄なく、効率的に、誰よりも可能性高く」行えるようになるので必見です。

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