こんな方の悩みに解決する記事を書いています

今の職場には不満もたくさんあるけれども、良い部分も多少はあったりする。
そのため転職をすべきかどうかを悩んでいる。



どんな軸で判断をして、何を以て転職を決意してよいのか教えてほしい。



転職をして後悔をすることはしたくない、転職をすべきかどうか悩んでいる間は活動を行わない方が良いのだろうか。
こんにちは、慎です。
転職をぼんやりでも考えた時に、頭によぎることとしては「今が転職時期として適切なのか」という疑問ではないでしょうか。
私も転職を検討されている方からの相談の中で100%に近いほど、この内容の相談を受けることがあります。
結論、今が転職時期なのかどうなのかは「いくつかの軸」を以て判断をすることができます。
今回は、その判断をするための軸について解説をさせていただき、あなたの転職をするべきか悩んでいる、という辛い想いを解消いたします。



主に自身を棚卸ししていただくために「5つ」の軸をご紹介します。
この項目に当てはまる個数が多いようであれば、転職を本格的に検討すべきです。
転職をしようかどうか悩んでいる時に、人に相談をすることは難しいですよね。
当然、そんな状況だと転職エージェントに行ったとしても「転職をする意思を固めてから、また来てください」と言われてしまう可能性が高いため、相談をすることも難しいと思っている方は多いのではないでしょうか。
そんな方々に対して自分自身で転職への気持ちを確かめる軸をご紹介いたします。
この記事を書いている人


- 人材業界経験17年目
- 社長賞受賞経験あり
- 2000名以上の転職相談
- 1000社以上の支援実績
- 求人広告経験
- 人材紹介業経験
転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。
本記事では「転職すべきかどうか」を判断することができる軸を紹介します。この記事を通じて迷う気持ちがなくなり、転職活動を選択した場合には、効率的に進めることができるようになります。
セルフチェックをしてみましょう。転職すべきかどうかは「5つ」の軸で判断





転職をしようか、留まるべきかを悩んでいる今は苦しいよね。



その気持ちすごくよくわかるよ、悩んでいると今の仕事も手につかなかったりするので早く解消をしたいよね。
【1つ目の判断軸】転職するべき理由がはっきりしている
これは最も大事な観点です。転職を「したい」ではなく、転職を「するべき」理由がはっきりとしていることが重要です。
実は転職を相談をいただく多くの方が職場で何かアクシデントがあって、いっときの感情が昂ることで転職を決意される方が多いです。
転職をしたいという気持ちよりも大事にしなくてはならないのが転職をするべき理由なのです。


この記事では、転職理由を明確にするための方法を解説しています。
内容を参考にしていただき、自分のケースに当てはめてみましょう。
もしそれでも、転職理由がどうしても思いつかないということであれば、一度活動を行うのをやめて、数ヶ月は留まる決意をしてみましょう。
【2つ目の判断軸】今の会社に「少しでも」期待が残っている場合
これはが残っている場合には転職をするべきではありません。
仮にこの気持ちを残したまま転職をしてしまうと、前職の方が良かったかもと思ってしまい後悔につながりかねません。
例えば下記のようなケースがあった場合には留まることを選択するほうが無難です。
- 今の仕事は好きだと感じていている、ただ上司や同僚など人間関係に悩みを抱えている
- 会社の方向性には共感をしているが、今の仕事の内容に不満を感じている
- 将来を考えた時に、収入やポジションなどにおいて多大な不安が残る
- 今の状況が面白くなく、もうすこしやり甲斐を求めたい
このように、会社に対して、仕事に対してなど期待が「多少」でも残っている場合には転職を控えましょう。
どうしても転職を決意する場合、短期的な視点で判断をしがちですが、大事なことは将来的に自身が求められます。
活躍をし、安定的に収入を得ることができるかどうかです。期待というのは「長期」の視点になりますので、それが少しでもあれば留まりましょう。
【3つ目の判断軸】転職サイトを見て、自身が魅力に感じる求人があるか
これは、本末転倒になるケースなんですが、自身が転職を決意しても転職市場に自分が求める求人がない場合には当然ながら応募をすることができません。
そのため、転職サイトを見たりなど、自宅でサーチできる範囲内のもので構いませんので、調べてみて、期待とする求人があれば、検討をしてみるのも手でしょう。


上記の記事では、自分が求める求人票の探し方について解説をしています。
いくつかの観点を踏まえて探すことで、自分の求める条件を網羅する求人を見つけることができるようになりますので、必見です。
【4つ目の判断軸】転職を決意したことが過去に「3回」あるかどうか
転職をしようと考えた事が同じ会社で3回以上あった場合には、転職をすべきです。
また2回でも「同じ理由」で転職を考えた場合には転職をすべきだと考えましょう。
複数回同様のことを思ったのであれば、仮に留まったとしても、また同じ理由で転職を考えることにつながりかねません。


転職を円滑に進めるための方法を解説している記事です。
転職理由が人事に伝えにくい内容だったとしても、上手く伝えられる方法や、何を準備し、いつのタイミングで何をするべきなのかを網羅している、まとめサイトとなりますので、是非ご覧ください。
]また、転職活動を行うのであれば、人材紹介会社を活用することをオススメします。


【5つ目の判断軸】転職するリスクを把握しているかどうか
転職はリスクがあります。いっときの感情を優先して転職を行い、失敗をしている方は残念ながら数多く存在をします。
そうならないためにも転職を行う上で何がリスクなのかはしっかりと把握しておくことが必要です。
このリスクを自身の転職すべき理由と天秤にかけ、リスクよりも転職希望が勝っているようであれば、決意すると良いでしょう。
考慮すべき転職リスクについて
- 現年収よりも下がる転職を行おうとしていないか
- 転職先企業の業績が中長期的に不安定な状況になっていないか
- 転職先企業での働くイメージがついているか
- 転職を行うことをご家族などに了承いただいているか
- 自分がやりたいことよりも、やれることが転職先企業にあるか
- 現状に不満を抱えているが、改善をしようとする努力をしていないか
などです、上記に当てはまる場合には、転職をしたとしても同様の理由でまた転職を検討してしまうことにつながりかねません。
転職はとにかくリスクがつきまとうもので、全てが最良のものを手にすることはできません。
特に「会社への期待」が完全に失われた場合には、即転職をすべきです



残念だけど、会社の方向性に共感を持てなくなってきたんだよね。



よく転職は「お見合い」に例えられることが多いんだけど、相手との価値観が全く異なる場合は、耐えたとしても長期的に続くのは難しいからね。
会社には社風があり、価値観が存在する、合わなければ苦痛しかない
価値観が異り、自分と合わない場合には、会社が何を言ったとしても信頼をすることができず、疑念を抱くようになります。
そうなった時には会社との信頼関係がないため、何をやっても上手くいきません。
結婚でも価値観が合い、お互いを信頼しあってこそ長く続くものですが、そうでない場合には上手くいくはずはありません。
自分の見方がネガティブに捉えてしまってばかりいる場合には、この状況を疑ってみると良いでしょう。
会社の方向性に期待感が持てない
会社がやろうとしていることに対して、自分自身が「やりたい」と全く思えない場合には、転職を決意すべきです。
当然ながら会社はビジョンなどを策定し、戦略を組み上げ、そして実行をします。
そのためやりたいと思えないビジョンであれば、やりたくない仕事が回ってくるだけとなり、あなたの意欲を担保したまま勤務をすることは難しくなります。
そのため会社の方向性に期待感が持てず、中長期的にも解消をされないようであれば、転職を行いましょう。
会社の事業がブレブレになってきた場合
よくあるパターンですが、会社は業績が低迷をするといろんな事業を始めようとします。
以前実際にあったパターンとしては、通常のオフィスワークの会社が、夜に居酒屋事業を行い、社員を働かせるということを始めた会社がありました。
その企業はほどなく倒産をしましたが、昼間の事業だけでは収益を維持することができず、夜の事業を展開することで収益を担保していたようです。
しかし、従業員の疲弊も激しく、長続きはしませんでした。
まとめとなりますが、転職をすべきかどうかの判断を「5つ」の軸に照らし合わせて、3つ〜4つ程度ならば、前向きに検討をしましょう。
5つになった場合にはすぐに実行を移しましょう。
転職の決意さえ決まれば、あとは、どのような仕事を選択すべきかを決定するだけなので、人材紹介会社の力を借りながら転職活動を進めましょう。
下記は当サイトのまとめ記事になっています。転職初心者が最短期間で実現する方法をイチから順番に解説をしています。
ご覧いただくことで、いざ転職を考えた時に「無駄なく、効率的に、誰よりも可能性高く」行えるようになるので必見です。


コメント内容は、丁寧に拝見させていただきます!