一次面接、最終面接、内定の通過率はどの程度?【標準値を徹底解説】

こんな方の悩みに解決する記事を書いています

Aくん

採用が出るまでには、どの程度の会社数のエントリーが必要なの?

Bさん

ステップごとの通過率の目安を知りたいな。

Fさん

通過率を知ることによって、自分の立ち位置を再確認してみたい。

こんにちは、慎です。

転職時に、内定が出るまでの一般的な数値が気になっている方は多いのではないでしょうか。

この数値を把握することで、下記のことができるようになります。

  • 内定から逆算をした時に、大体どのくらいの会社数を応募しておく必要があるのかが理解できる。
  • 自身の歩留まりが悪い箇所を特定して改善することができる。

あくまで一般論ですが、概ね今回解説をさせていただく転換率で面接は進むことが多いです。

そのため、どの程度量を確保して、何が質として改善をする必要があるのかといった数値の肌感覚を保つことが可能です。

採用に至るまでには、ある程度の面接数をこなしたりしなければならないので、絶対的に「量」の担保は必要です。

この記事を書いている人

(Twitter)
  • 人材業界経験17年目
  • 転職経験3社
  • ブラック企業での勤務経験あり
  • 2000名以上の転職相談
  • 1000社以上の支援実績
  • ド底辺から社長賞受賞まで経験
  • 現在は人材紹介に従事

転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。

なんでいままで使わなかったんだろ」と後悔する「厳選」の転職エージェント

スクロールできます
項目リクルートエージェントJACリクルートメントdoda(パーソル)マイナビAGENTen worldBranding EngineerGEEKLYコトラMs-Agentレバテックキャリアパソナキャリア就職SHOPネオキャリアアクシスコンサルティングクラウドリンク
企業ロゴ
おすすめ度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
公開求人数130,01715,00099,543非公開1,0005,33713,2387,5576,00010,00025,000非公開150非公開2,800
非公開求人185,786非公開35,646非公開非公開非公開非公開非公開非公開非公開非公開非公開非公開非公開非公開
利用年齢層20代〜50代30代〜50代20代〜40代20代〜40代30代〜40代20代〜30代20代〜30代30代〜40代30代〜50代20代〜30代30代〜40代20代20代40代〜50代20代〜40代
求人年収帯400〜650万円500〜1000万円400〜650万円400〜600万円700〜1300万円400〜700万円400〜600万円500〜800万円500〜1000万円400〜600万円500〜1000万円250〜400万円250〜400万円600〜1000万円400〜700万円
対象エリア全国東京、埼玉、横浜、名古屋、静岡、大阪、京都、神戸、
広島、福岡
全国全国首都圏首都圏、近畿首都圏首都圏東京、横浜、名古屋、大阪東京、名古屋、大阪、福岡全国東京、横浜、埼玉、千葉、大阪、京都、神戸全国東京、大阪東京、大阪
得意な分野ALL管理系、専門職ALLITエンジニア、第二新卒外資系企業求人ITエンジニアITエンジニアIT、金融系、コンサル、管理部門、マネジメント職管理職、有資格職ITエンジニア(経験者)ALLALLALL管理部門、経営層ITエンジニア
おすすめ人自分に合う求人を
幅広く探したいと考える人
とにかくハイクラスの求人を探したい方自分の志向性に合う求人の紹介を受けたい人20代の求人が多いため、若年層の転職希望者グローバルに展開をする企業への転職をとにかく希望の方フリーランス求人なども視野に入れた転職活動をしたい人ベンチャーから大手企業まで様々な規模で探したい人専門性を持った担当者に深く相談をしたい方管理職で求人を探したい人経験が豊富なエンジニアの方が専門性を発揮しての転職年収をとにかく上げたいと考える方は活用必須何も持っている経験がな状態での転職活動を行う人転職先がどんなものが良いのか提案を受けたい人経営層に近いポジションを得たいと考える人自社内開発などの勤務環境を求めたいエンジニア
嬉しい特徴転職成功者No,1取り扱いの60%が非公開求人性格診断を踏まえた紹介支援担当者が親身に細かくカウンセリングをしてくれる外資初の方の転職支援が手厚く、ノウハウを得られる担当者のエンジニアに対しての知識が深く、相談が容易ITエンジニアに特化をして、幅広く求人を探せるスペシャリスト、ハイクラス、経営層が薦める転職エージェントの賞を受賞管理職に特化をしていることもあり担当者の知見も深い、そして管理職求人が膨大担当者の知識が豊富で、希少な非公開求人も紹介されるほぼ、非公開求人で占めている(80%が非公開)なので出会える求人が珍しい何から始めてよいのかなど、転職をするための方法を親身になって相談をしてもらえるとにかく自分に合った転職先の候補を積極的に紹介をしてくれるため、受動的でOK経営層と太いパイプがあり独自の求人を持っているため、極めて限定的な求人に会える非公開求人が多く、自社内や社内SEなどの職種が多い
イマイチ点担当コンサルタントによってサービスに濃淡がある求人紹介のバリエーションが少ない担当者の当たり外れが多い他の大手企業よりも求人数は少し少ないミドルクラス以下の求人が見つかりにくい大手企業の紹介案件が多く、多少偏りがあるハイクラスの求人などは少し乏しく、若年層向け求人が他と比べて少ない管理部門系以外の職種はほぼ期待できないスキルが低い場合には優先順位を明確に下げられる優先順位を下げられると連絡が来ないことがあるとにかく紹介される求人は年収がさほど高くない世に出回っている求人が比較的多いため、求人の希少性は乏しいミドルクラス以下の求人はとにかく少ない大手系の求人が中心であり、ベンチャー求人は少ない
公式ページ公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら

この記事では各項目の転換率にフォーカスをして解説をします。

そのため、現在の自身の状況と比較をして、エラーが起きている箇所があるのか、あったとしたらどのように改善をしていけば良いのかを理解することができます。

目次

まずは、内定までの項目について解説します(ワンポイント付き)

あっきー

そもそも、内定までにはどんなステップを辿る必要があるの?

そうだね、これから解説をしていくのは、現在ポピュラーな流れを伝えるようにするね。当然会社によっては省略される項目もあるからね。

応募に関しては、求人広告経路と人材紹介経路では通過率が異なります

応募は、企業にあなたの履歴書や職務経歴書を提出した段階を指します。

転職サイト経由であれば、エントリーを指します。

人材紹介会社経由であれば、コンサルタントから企業に書類が送られた段階を指します。

求人広告経由になると、そもそも応募資格を満たしていないものもエントリー自体は可能です。

そのため、適切なスキルを身につけていない場合には、企業に書類が送られても書類選考でNGになってしまいます。

逆に、人材紹介会社であれば、あなたのスキルを客観的に判断をして、書類通過ができそうなものを紹介してくれるため、人材紹介経由の方が一般的には通過率が高いです。

書類選考は企業の人事担当者が各部門に書類を回して判断をします

あなたの職務経歴書や履歴書などを受け取った場合、まずは下記の流れで書類選考が進められます。

  1. 人事が簡単なスクリーニングをする(問題なければ2へ)
  2. 配属予定の部署の責任者に書類が回され部門による書類選考を実施

この両者が問題なければ、書類選考通過となりますが、それぞれ下記の項目を見られることになりますので、ご注意ください。

人事による書類選考

  • 転職回数が社内の規定以上ではないかどうか
  • 転職理由が妥当かどうか
  • 応募資格を満たしているか
  • 現職で培っていたスキルが浅くないか
  • 求める諸条件面が会社が提供できる範囲内か

ここで見る部分は、あなたの経歴の断片的なものです。

その中で、そもそも自社として採用ができる範疇にあるのかという部分を見ていきます。

人事担当者は採用をするプロですが、自社の業務の細かな知識を持っている訳ではありません。

そのため、詳細な判断については部門に任せるという会社がほとんどであり、人事判断の上で部門判断に回されることが多いです。

部門による書類選考

  • 培った経験が、お任せしようとしている仕事と比較をした時に十分かどうか
  • 配属する部門とカラーが合いそうかどうか

この2つになります。

人事の書類選考で大まかに振り分けが行われ、その後にスキル部分などの専門的な見解が必要な項目を部門による書類選考をして判断をされることになります。

この部門の書類選考がOKとなれば、正式に書類選考通過があなたに伝えられることになります。

一次選考について

まず、書類選考を通過すると、一次面接が組まれます。

最近であればZoomなどを通じて行われることや、場合によっては電話で行われるということもあります。

ここでは下記の項目をジャッジされるようになります。

  • 仕事に対してのスタンス(考え方)
  • 転職を行う理由
  • 過去に培ってきた仕事の具体的な説明
  • なぜ、自社を応募したのかという理由(応募理由)

基本的には、人事担当者や部門の担当者が立ち合います。

二次面接では役員が立ち会う可能性があるため、その役員に対して「会わせてもよい」人物かどうかというジャッジになります。

二次選考について

ここが最終面接になることが多いです。

基本的には役員や社長が立ち会うことが多いです。

詳しくは過去の記事で紹介をしていますので、ご覧ください。

この項目を通過すれば、めでたく内定をいただくことなり、転職活動も終了となります。

各項目の一般的な転換率はこうなります

場合によっては二次面接の後に三次面接などを組まれる場合もありますが、今ポピュラーな下記の流れの歩留まりについて解説をしていきます。

応募 ▷ 書類選考

転職サイト経由【15%程度】 人材紹介会社経由【30%程度】

応募から書類選考の部分で、まず多くの候補者がふるいにかけられて不採用となります。

前述した通り、求人広告経由だと「そもそも提示している条件と合致していない」といったケースも含みますので、概ね15%程度の通過率となり低いです。

人材紹介会社経由だったとしても概ね4人に1人という割合が通過することになります。

そのため、ある程度応募をしておかなければ採用が生まれないというのは、このような理由があるためです。

書類選考 ▷ 一次選考

25%〜30%程度の通過率

一次選考をして、二次選考に進めるかどうかという判断を企業がする段階です。

概ねここでは、25%〜30%程度の通過率が一般的と言われています。

人事はある程度スキルを有している方であれば、二次選考に当然ながら進めますが、統計的に見ると、概ねこのくらいの数値に落ち着いていることが多いです。

そのため、人事では、1/3が通過をすると標準的という目安を持っていることが多いです。

二次選考 ▷ 内定

80%〜90%程度

二次が最終である場合が多いため、ほとんどが顔合わせ程度の面接になることが多いです。

そのためほとんどの方が通過をします。

稀に、役員との相性が極めて悪いといったことや、最終的な条件面での折り合いがつかないということで、不採用になることはありますが、ほとんどの場合は通過をします。

内定を獲得するまでには、どの程度応募をしておく必要があるのか?

全体的な通過率については上記の通りですが、それを踏まえると下記のように面接量を確保しなければならないということがわかります。

概ね内定を1獲得するまでの応募者数は「33社」必要

1社〜2社だけの応募をして「結果が得られない」と嘆いている方をよくお見かけしますが、そもそも内定を獲得するまでの応募数が圧倒的に少ないです。

ただ、一気に30社の応募をしてしまうと、書類選考通過の企業が膨大となってしまうので面接を実施することができません。

そのため、最初は5社程度の応募をして、2週間後を目安に、もう5社応募をするなどタイミングをずらすことが重要です。

そうすると、概ね3ヶ月程度の転職活動の期間で、30社程度応募をすることができるため、内定が獲得できるようになります。

当然30社の応募をする前に、入社したい企業からの内定をいただいた場合には、迷わず入社をした方が良いです。

面接は確率論ではあるとお伝えしましたが、入社をしたい企業が現れた場合でも、今後受ける会社でより良い会社があるのではと選り好みをしてしまうケースがあります。そうなると、機会を逃してしまう可能性もあるため、即断即決で動くことが肝心です。

10社の面接をまずは目標にしましょう

上記でもあるように、10社との面接をすれば概ね1内定は獲得できます。

そのため、転職活動の一つの基準として面接実施数というものでジャッジをしていくことがあります。

この歩留まりが悪い場合には下記の過去記事を参考にしていただければ、改善をしていくはずです。

転職が不慣れな方はここの段階でまず行き詰まることが多いです。そのため、通過をしないということであれば、一人で考え込まずに人材紹介会社のコンサルタントに相談をしてみるのも手です。

各歩留まりは参考値ですが、転職活動においてはある程度「量」の担保は必須です。

そのため複数の人材紹介会社を訪ねたり、求人広告で行きたい会社を探しておくというリサーチは徹底的に行うことが重要になります。無理なスケジュールで進めのではなく、ゆとりを持った転職活動を行ってみてください。


下記は当サイトのまとめ記事になっています。転職初心者が最短期間で実現する方法をイチから順番に解説をしています。ご覧いただくことで、いざ転職を考えた時に「無駄なく、効率的に、誰よりも可能性高く」行えるようになるので必見です。

励みになりますので、コメントくださいませ!
  • URLをコピーしました!

コメント内容は、丁寧に拝見させていただきます!

コメントする

CAPTCHA


目次