モチベーションを上げるためには何を?【理論に基づき改善する方法】

こんな方の悩みに解決する記事を書いています

Aくん

モチベーションという言葉はよく耳にするので知っているけど、具体的にどんなものなのか。

Bさん

よくモチベーションコントロールなんて言葉を聞くけれども、自分自身で何か改善ができるようなものなのだろうか。

Bさん

いつも月曜日は休日の疲れもありモチベーションが低い。

こんにちは、慎です。

周囲に常にモチベーションが高く、意欲的に業務に取り組んでいる方がいると思います。

彼らは何を源泉にしてモチベーションを高め、常に仕事で高いパフォーマンスを出しているのでしょうか。

そんな特徴を持った人に着目をして、どのようにしてセルフコントロールをしてモチベーションを維持・向上をしているのかを解説します。

この記事を書いている人

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この解説ではモチベーションに影響をするための理論について学習をすることができます。

これを身につけていることで、ある程度自分でコントロールをしながら、高いモチベーションを維持できます。

目次

まずは、モチベーションとは何かを「理論」から理解をしましょう

あっきー

モチベーションを高めたいと意識をしても何にも変わらないんだけど、自分自身でコントロールできるようになるためにはどうするの?

そもそもモチベーションがどういうものなのかを、理論からしっかりと理解をしておくことが大事なんだよね。それを解説していくね。

モチベーションとは言い換えると「やる気」ということになります。

このやる気がどう引き起こされるのかを理論として理解をしておくことで、コントロールをすることができるようになります。

主に理論は「2つ」あり、それらを先ずは理解しておくことが重要です。

ハーズバーグの動機付け理論

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出典:グロービス「仕事のモチベーションが上がらない時の5つの対処法」

上記は「フレデリック・ハーズバーグ」という心理学者が唱えた理論です。

人のモチベーションを高める方法をとして二つの要素が起因をしていると言われています。

一つは「動機づけ要因」と言われているもので、もう一つは「衛生要因」と言われているものがあります。それぞれについて解説します。

動機づけ要因とは

ひと言でいうと動機づけは、仕事を通じて得る「達成感」「充実感」「責任感」「賞賛」「裁量」など仕事そのものから起因をする要素となります。

例えば、仕事を通じて毎日達成感を味わい、そして自分自身の必要とされているという実感を得ているということであれば、誰もが意欲的に仕事に取り組むようになります。

逆にここが損なわれると仕事に対して向き合おうと思う気持ちが削がれ、モチベーションが低くなる要因に繋がります。

衛生要因とは

これも大事なモチベーションコントロールに必要な要素ですが、例えば「給与」「自分への褒美」などが挙げられます。

仕事に取り掛かる前に、この仕事を終えたら自分の好物のスイーツを食べられる。

といったルールを設けると、仕事を早く終えられれば、それだけ早くスイーツを食べることができるようになるため、仕事を意欲的に取り組もうという気が起きます。

衛生要因は、一定の自分自身の気持ちを引き出す要因に繋がっていることがわかります。

しかし、これは一過性のものであり、常に褒美などを用意しておかないと、自分自身のインセンティブとはなりません。

また褒美が無くなってしまえばモチベーションは下がることにつながりかねません。

衛生要因は短期ですぐに「モチベーションを高められる側面」がありますが、持続できません。

持続していくためには動機づけ要因を高めていくことが重要です。

マズローの欲求段階説

ハーズバーグの動機づけ理論と並び、とても重要な理論の一つにマズローの欲求段階説というものがあります。

人間の欲求を五段階のピラミッドに構成をしたものです。

生理的欲求が満たされると、次には安全の欲求を満たしたいと思うようになり、自分が居る段階の上位を欲求として欲しいと感じるようになります。

そのため自分が居る段階がどこなのかを把握しておくことが必要です。

例えば、生命を脅かされている方に承認欲求などは生まれません。

この段階にいる場合には、先ずは生きるために食べ物を欲求として得たいと感じるようになります。

この欲求が満たされると安心して生活を送りたいと感じ健康などについての欲求を考えるようになります。

このように上にだんだんと上がっていくものゆえ、可逆的なものではありません。

生理的欲求とは

生きていくために必要な欲求となります、例えるのであれば、食欲や睡眠欲などが挙げられます。

これが満たされないと生命の維持ができません。

通常、社会生活を送っているのであれば、この段階は満たされている方が多いので、あまり深く考える段階ではありません。

安全欲求とは

安全への欲求はつまり、事故が起きないように配慮をすることや、健康を維持するためにはどうすれば良いのかを求めるようになります。

住居や衣服などがある程度守られるようになれば、この段階を満たすことができるようになります。

現在日本人であれば、この段階はクリアをされている方が多いので上記同様、あまり意識することはないかもしれません。

社会的欲求とは

家族や会社など所属から受け入れられたいと思う欲求です。

この欲求が満たされないと、孤独感を感じたり不安を感じたりするため、社会とつながりを求めるよう欲するようになります。

寂しいとか、誰かと一緒にいたいと思う感情はこの欲求に基づいての感情となります。

承認欲求とは

承認欲求というのは人から認められたいと思うものです。人から承認をされ、頼られるような状況になると、自ずと責任感などの感情が満たされモチベーションを高く持つことができるようになります。

つまりモチベーションはこの承認の欲求を如何に満たすのかということを追求していくことが重要なのです。

自己実現欲求とは

承認欲求を満たした最後の段階となりますが、これは自分で掲げた目標に対して実現をしていくことで満たされる欲求段階となります。

ここまで到達をすると自分自身で高い目標を立て、そして追求をしていくようになりますので、モチベーションは高い状態を維持することができるようになります。

つまり、自信がどの欲求段階にいて何を欲しているのかを把握して、ハーズバーグの動機づけ理論に基づいてどう追求をしていくことが適切なのかを考えることが大事です。

モチベーションアップをするために必要なこと

あっきー

今までの話で、理論は理解したんだけど、これをどうモチベーションアップにつなげていくと良いのかな。

そうだね、マズローの段階欲求説でもあったように、自分の今いる段階を理解した上で、動機づけ理論と衛生要因を組み合わせて最適なものを選択していくことで、モチベーションをコントロールすることができるよ!

まずはマズローの欲求段階説の中で、日本で企業に勤めている方を前提とすると、少なくとも社会的欲求は少なからず満たされている可能性があるため、その段階を例にとって、解説をしていきたいと思います。

衛生要因・動機づけ要因をどう組み合わせ、仕組み化をしていくことがモチベーションアップにつながるのかを知れます。

承認欲求を満たすための方法について

周りの人に協力をしてもらい、承認欲求を満たす

周囲の人に協力をしてもらいながら、1日1回自分自身を褒めてもらうよう仕組みを作ってみることが大事です。

毎日朝起きたら自分の良いところを1つ言ってもらうような仕組みは非常にモチベーションには大きく影響をします。

当然言ってもらうだけでなく相手の良いところも褒めることで、双方モチベーションを高めるようになります。

誰でもできることを10個並べて実施をしてみる

これは自分で掲げたことを達成し、自分自身を褒めてあげる方法です。

難しい課題を掲げて実施できなかったりすると自分を卑下してしまうことにつながりかねないために、本当に簡単なものを10個程度自分のタスクとして掲げると良いと思います。

一例を挙げると、歯を磨くとかといったものでも良いです。

これらのものを、タスク帳などに書き込み、資格で達成がわかるようにしておくことが重要です。

毎日着実に実施し、自分が達成してきたものが可視化され、自信につなげることでモチベーションを向上できます。

自分自身のご褒美を用意してみる

衛生要因を活用したモチベーションアップの方法ですが、仕事を終えたら美味しいスイーツを食べられるよう用意をしておくといったことです。

加えてよりモチベーションを高くしたいのであれば、早く仕事が終えられたら2個スイーツを食べることができるといった褒美を増やしてみるということが得策です。

1日の目標を立てる

ブログを書くでも仕事を17時までに行う、など目標はなんでも良いのですが、何も目標を決めないで仕事に取り組むとダラダラと行ってしまうことにもつながりかねません。

生産性の低い仕事と続けてしまうことにつながりかねません。

そのため、1日が始まる前に目標を立てることで、達成をしていくことでモチベーションを高めることができます。

ハーズバーグの欲求段階説によって自分の立ち位置を理解して、その上で「どう動機づけていくのか」を考えて実行をしていくことで、モチベーションをあげることができるようになります。

モチベーションに悩んでいるのであれば一度この動機づけをどうするのかを自分自身で考えてみましょう。


下記は当サイトのまとめ記事になっています。転職初心者が最短期間で実現する方法をイチから順番に解説をしています。ご覧いただくことで、いざ転職を考えた時に「無駄なく、効率的に、誰よりも可能性高く」行えるようになるので必見です。

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