こんな方の悩みに解決する記事を書いています

毎年12月に抱負は立てるんだけど、1〜2ヶ月の間にやらなくなってしまう。



抱負の立て方って難しいよね。
簡単なものでは立てる意味がないし、逆に難しいものだとモチベーションが続かない。



抱負を立てるまではいいんだけど、実行が伴わないんだよな。
どうやったら続くのか教えてほしいな。
こんにちは、慎です。
2021年も残り僅かとなってきましたが、このタイミングで考えたいのが来年の抱負ではないでしょうか。
抱負というと立てたものの、三日坊主となって「あれっ、こんな抱負を設定したっけ」と思うのも珍しい事ではありません。
せっかく、抱負を立てるのであれば、達成をすることを前提に立てたいですよね。
自分自身の成長につながる目標を立てる意味で抱負の意義は大きいと感じている方も多いのですが「続かない」「忘れてしまう」というネックがあるのが抱負ですよね。
せっかく壮大な抱負を設定したのに実行をされなければ無意味となってしまいますので、立てたことが無駄にならないために、どうすればよいのかを完全解説をしていきます。



抱負が続かないのは理由があります。
この記事を書いている人


- 人材業界経験17年目
- 社長賞受賞経験あり
- 2000名以上の転職相談
- 1000社以上の支援実績
- 求人広告経験
- 人材紹介業経験
転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。
本日の記事では「絶対に達成をするための抱負の立て方」について解説をさせていただきますので、今年こそは全ての抱負を「達成」で終えることができるようになります。
そもそも、抱負と目標って何が違うの?



抱負を設定する前に確認をしておきたいんだけど、抱負と似た言葉に目標ってあると思うんだけど、何が違うのかな?



おっ、良いところに気づいたね。似ている言葉でもそれぞれ違う意味を持っているので、まずは違いから解説をしていくね。
抱負は「〜をする」という自分自身の決意を指す
抱負はゴールを定めることではありません。
そのゴールを達成するために、自身が何をすべきなのかを自分の中で明確に「決意」することを指しています。
つまり、定めたゴールに対しての何をすべきなのか(プロセス)を自分自身の中で決意することが「抱負」となります。
- 1日「3時間」の勉強をする
- 毎日「7時」に起床をする
- 家計簿を毎日つける
上記のように、目標となるものがあり、それを達成するためのプロセスが抱負となります。
目標は「ゴール地点」を指す
目標は「ゴール地点」です。どこに到着をするべきなのかを明確に定めるものです。
目標(ゴール)に向けて、具体的に何を実施すべきなのかを「抱負」によって定めて、目標達成をするための道筋を作るということになります。
つまり、目標と抱負はセットで考える必要があります。
- 中小企業診断士の資格を2022年12月末日までに取得する
- 2022年12月末日までに100万円の貯金をする
- 2022年6月末日までに転職を実現する
このように、ゴール地点を明確にすることが目標で求められるものです。
あくまで結果となりますので抱負のように何をすべきなのかというプロセスの要素はありません。
次に、達成を前提とした時の、目標・抱負の定め方



う〜ん、目標にしても抱負にしても定め方が重要ってことは何となくわかるんだけど、どんなポイントを押さえて設定をしたら良いのかな?



そうだね、目標・抱負のどちらを設定するにせよ、必ず守ってほしいことがあるんだよね。
そのポイントについて解説をするね。
まずは「目標」から設定をする
最初にプロセスを設定しても「あれっ、何のためにこのプロセスをやるんだっけ」と見失ってしまいます。
抱負から着手をすることはNGです。
まずは何を実現するのか「ゴール」となる目標から設定をし、その次に、ゴールを達成するためのプロセスである抱負を設定することで、何を達成し、どうやってやるのかという方法が定まります。
目標は「期日」を必ず設ける
目標と一緒に考えなくてはいけないのが「いつの時点でゴールに到達するのか」という期日です。
これがないと漠然とした目標設定になってしまいます。
仮に、資格取得をすると目標設定をしたとしても、2022年12月31日までなのか、2030年12月31日までなのか明確に決めなければ、具体的に立てることはできません。
目標・抱負はできる限り具体的なものを設定する
目標にしても、抱負にしても「曖昧な設定」になってしまうと達成されません。
大事なことは「何を」「いつまでに」「どのようにして」という観点です。
その上で、立てた目標が達成できるようなものかどうかという「難易度」についても考える必要があります。
立てた目標の難易度が極めて高い場合には、どれだけ具体的なものを立てたとしても達成されません。
なぜ、目標や抱負を定めることが良いのか?



目標の立て方については何となくわかったけど、そもそも何で目標設定をする必要があるんだっけ??



そうだね、目標や抱負の設定をすることは必須ではないけど、主に下記のことが実現できるため「設定するのが好ましい」と捉えておくといいよ。
自分自身の成長を実感することができる
目標を立てて、着実に実行をすることができれば、自ずと自己成長も得られます。
成長は自分自身が何をやったのかということを認識しないと実感をすることは難しいです。
目標設定をし抱負を立てて着実に進められれば、自分の成長が手に取るようにわかります。
また実行をすれば自信にもつながり、活力ある毎日を送れるようになります。
自分自身の行動に規律を持てる
何をすべきなのかを明確に定めることで、何となく過ごすのではなく、明確に意思を持って行動をすることができるようになります。
ちょっと気持ちが落ち込んだ時も何をすべきなのか立ち戻ることができるようになるため、規律ある行動をすることができるようになります。
できることが増えれば、収入も上がりやすくなる
自分のスキルを身につけることができたら、仕事に関係するものであれば、収入に直結します。
例えば資格取得などを目標に立て、実現できれば、会社で手当などを支給している場合、収入アップを図ることが可能です。
このように毎年着実にスキルアップをすることで、収入のみならず、転職をする際にも有利になります。
具体的な「目標」と「抱負」の例文を紹介します



何か目標・抱負の例文のようなものがあればイメージしやすいので教えてほしいな。



そうだね、月並みかもしれないけど、適切な目標と抱負について、どんなものが良いのか例文を紹介していくね!
目標・抱負の例文
目標:2022年3月末日までに「3kg」の減量
抱負:1日1時間の有酸素運動を毎日実施
目標:2022年8月末日までに税理士の資格取得
抱負:税理士の資格学校に通学する
目標:来年は家族旅行を3回実施する
抱負:2022年1月までに旅行先を決め、申し込む
目標:2022年終了時までに副業で5万円稼ぐ
抱負:ブログを始める
目標:2022年12月31日までに100万円貯金
抱負:毎日家計簿をつける
目標:禁煙を開始し、2022年は本数ゼロとする
抱負:禁煙セラピーを受講する
目標:毎日、自宅を清潔に保つ
抱負:1日の終了時点で掃除を20分行う
目標:年間50冊以上の読書をする
抱負:前週までに読書本を決定し、翌週読み切る
目標:健康のため毎日7時間の睡眠をする
抱負:23時までに就寝をする(スマホはいじらない)
目標:2022年中に転職を実現する
抱負:人材紹介会社3社に申し込みをする
目標:残業時間を年間480時間までにする
抱負:毎日の始業、就業時間を計測する
上記のように、必ず目標は数値で具体的に表現をすることが大事です。その上で、達成をするための方法として抱負を立てるようにします。ただし、抱負は自分がやりやすいものを設定してください。なぜならば、目標を達成するための道のりはひとつではなく、人によってやりやすいものがあるためです。例えば下記のようなことになります。
目標:2022年3月末日までに「3kg」の減量
抱負:1日1時間の有酸素運動を毎日実施
抱負:間食をやめて、1日3食をとる
抱負:マンツーマントレーニングに申し込む
上記のように、目標としては3kgの減量となりますが、運動によって減量をすることが自分のスタイルに合っている方も居れば間食などを抑えることがやりやすい人もいます。
また自分自身では達成が難しいようであれば、トレーニングを申し込み強制的に追い込むことで達成できる人もいるため、抱負は自身にあったものを選択することが必要です。
また、目標1つに対して、抱負は複数あっても構いません。
立てた目標を「忘れない」ためにしておくこと



いつも忘れてしまって「あれっ、こんな目標立てたっけ」となってしまうので、忘れないようにするためにはどうしたらいいのかな?



そうだね、せっかく良い目標と抱負を立てたとしても忘れてしまったら三日坊主になりかねないよね。
いつでも、目に触れるところに定めたものを置いておく
デスクなどに付箋などで目標を書いておくということも良いですし、毎日チェックをするTodoアプリなどに入れておくのも良いです。
大事なことは目に触れるところに定めた目標を入れておくということが重要で、常にチェックをしながら進行状態を把握できるようにしておくことが大事です。
もし管理方法でお困りであれば、下記の過去記事を参照ください。


1ヶ月に1度でも達成状況の棚卸しをする
自分の中でルールを決めてください。
頻度は1ヶ月に1度でなくても構いませんが、自分の中で達成状況を振り返るための期間を定めることが望ましいです。
期日までに実現不可能だった場合には、目標を微修正するなどの調整をしながら、やり遂げる意識が大事です。
達成不可能な目標を残し続けても継続することはできません。
定めた抱負を他の人にも共有する
自分の中の取り決めだけだと、実行が伴わない可能性があるということであれば、他者の協力を仰ぐようにしましょう。
立てた目標と抱負を他者に共有をすることで、実行をせざる終えない状況を作るということが大事です。
年始に立てたのであれば、それを家族などに共有をして支援をしてもらえると、実現可能性はグッと高まります。
年始に抱負を立て、着実に実行をすると達成感を得られるだけでなく、定期的に振り返った時に自分はこれだけのことをやってきたという自信にもつながります。
目標や抱負は数多く作る必要はありませんが、自分自身がコミットできるようなものをいくつか立て、実行をしてみることをオススメします。
下記は当サイトのまとめ記事になっています。転職初心者が最短期間で実現する方法をイチから順番に解説をしています。
ご覧いただくことで、いざ転職を考えた時に「無駄なく、効率的に、誰よりも可能性高く」行えるようになるので必見です。


コメント内容は、丁寧に拝見させていただきます!