勤続年数の平均値は何年?参考にすべきなのか?【数値の意味を解説】

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こんにちは、慎です。

企業情報の収集をしていると、必ず辿り着くのが、勤続年数の平均値という表記。これは一体どんな計算方式で何を表すものなのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

結論、勤続年数は大事な目安にしたいのですが、数値の見方として正しい解釈が必要なんです。

上場をしている場合には、有価証券報告書に勤続年数の記載があります。これは株に影響をする事柄ゆえ、開示をしていることが一般的で、多くの企業の書類に記載をされています。ただ、この数値は転職活動においては参考にすべき数値なのでしょうか。私自身もよく転職相談を受ける中で、勤続年数が長い企業を推薦してほしいという要望を転職者からいただくことがあります。

この相談の意図としては、長く働ける可能性が高いイメージを持てるからですが、はっきりと伝えると、その捉え方は半分正しくて、半分間違っています。

確かに長く勤務をしている方が多い職場であることは間違い無いのですが、それが果たして良い会社なのかは別の問題なのです。この勤続年数の捉え方について本日は詳しく解説をしていきます。

この記事を書いている人

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Remolog(りもろぐ)管理者|人材業界経験17年目|社長賞受賞経験あり|累積2000名以上の転職相談|1000社以上の支援実績|求人広告経験 |人材紹介業経験|採用ブランディング経験|コーチング経験|テレワークエバンジェリストとして活躍|40歳|横浜市在住

転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。

こんな方の悩みを解決する記事を書いています

Nさん

勤続年数の平均値が短い企業は離職者が多くてブラック企業なんじゃないか。この数値だけをみると応募をする際に躊躇をしてしまう。

Aくん

そもそも、この勤続年数の算出方法ってどんなものなんだろうか。この数値が長ければ良いというイメージはあるけど、それは間違っているんだろうか。

Bさん

この数値が長い場合にはメリット多数なイメージがあるけど、デメリットはないんだろうか。この数値をどのように読み解くのがベストなのか知りたいと思っている。

少し辛辣なタイトルではありますが、結論勤続年数が長い会社にもデメリットは存在します。

それを踏まえて転職を行わないとイメージと異なったとなりかねないために、その点について詳しく解説をさせていたただきます。

この記事を読む事で、企業の新しい見え方を提供することをお約束します。

目次

勤続年数が長いことでの「メリット」について

まずは前提情報として、この有価証券報告書に記載をされている勤続年数について正しい知識を身につける必要があります。どのような計算方式であるのかをお伝えします。

勤続年数の計算方法について

平均勤続年数とは、集計段階で勤務をしている社員の勤続年数の平均値です。そのため急成長をした会社などで新卒社員が多かった場合においては、当然ながら勤続年数の数値は短くなります。逆に大手の企業で何十年も勤めている方が多い職場では勤続年数が長い傾向にあったりするため、一概にこの数値が短い期間だったとしても、ブラック企業というわけではありません。

あっきー

だとすると、社員全体が10名居て、そのうちの2名が10年勤めているけど、残りの8名は1年だったとしたら、20+8が年数となり、人数で割ると2.8年となるんだね。

そうそう、そうなると、2.8年という表記自体は短いイメージになるんだけど8名の方が全員定着をして、翌年度を迎えたら3.8年と急増をする形に見えてしまうよね。

あっきー

だったら、あんまりこの数値というのは低かったからといって離職率が高い会社かどうかなんてことは、あんまりわからないわね。

そうなんだよね。なのでこの数値だけを鵜呑みにするのではなくて、他の情報とも織り交ぜて判断をしていくことが大事なんだ。その結果年数が長い企業だと断定できたのであれば、下記のようなメリットが享受できるようになるよ!

人が定着をしているため、経験が豊富な社員が多い

人が定着をすれば、当然ながらその会社にナレッジが蓄積をされます。

それがつまり流出をしない状況ゆえ、社内には多くの知見を持った方が在籍をすることとなります。

そうなることで、他社との差別化を図り、競合優位性を築くことにもつながる可能性があることがメリットとして挙げられます。

人が定着をする福利厚生などの制度が整っている

人が定着をするためには給与面や福利厚生面などが整っていないと難しい。

なぜならば人は歳をとると様々なライフイベントを経験することになり、とにかくお金がかかります。子供が1人生まれるだけで20歳までに2000万円近くの資金が必要になったり、住宅を構えたら、そのローンも支払っていく必要があるためです。

そのため、人が定着をし、年輩の方でも勤務ができるような状態にするためには、ある程度の給与の還元が行われないと定着は難しいです。

その結果、定着をしている企業においては制度等々が充実をしていることが挙げられます。

あっきー

確かに制度等々が充実をしていないと定着は図られないもんね。このようなメリットは転職者にとってみたら大事なことね。

そうだね。確かに長く勤められる会社に転職ができるってことはメリットだよね。でもね、一方ではデメリットも存在をするから、しっかりと確認をするようにしてみてね!

勤続年数が長いことでの「デメリット」について

上記メリットを記載をしましたが、デメリットもしっかりと存在をします。

特に入社をしたばかりの方であれば、このデメリットを被りやすい可能性があり、注意深くみていく必要があります。

ポストが埋まっている可能性があり、新規登用がされにくい

新しい事業も展開していない企業で定着率が高い場合には組織の新陳代謝が行われていない可能性が高く、ポストが埋まってしまっている可能性があります。

そうなると優秀な方であっても登用されにくい場合があります。当然企業には定年退職によって毎年一定の退職者は存在しますが、中堅の年齢層の方が多い職場では、定年を迎える方が少なく、その間はポストが輩出されないということも往々にして存在します。

辞めさせない事が横行をしていて、活躍しない人も留まっている

やめる事がレピュテーションリスク(風評被害)に合う可能性があります。

そのため企業は人の定着に対して過敏に意識をして退職を止めるように働きかけています。

しかし、活躍をしていない方であれば組織にいても大きな収益につながることはなく、逆に辞めていただいたほうが組織全体の収益を上げることになるため、好ましいのですが、それを踏まえても辞めさせない企業というのは一定存在をします。

つまり、そうなってしまったら、適正に評価をを受け取ることは難しく、不本意な評価を受けたまま、なんとなく在籍をしている状況も生まれやすく、非常にぬるい環境の組織になってしまう可能性があります。

あっきー

なるほどね、確かに最近では離職率が高い=ブラック企業と捉えられることも多いもんね。そのイメージがついてしまうと、企業は新たに人を採用することは難しくなるもんね。だから、どんな社員も引き留めをして長く存続させるという決断をするケースもあるんだね。

そうなんだよね。その傾向もあるよね。そしてポストが埋まってしまっている場合には、活躍の機会が得られないと考えて離職を考える人も増えてしまうため、その引き留めにばかり時間がかかってしまい、本末転倒な結果になってしまう企業も少なくないんだよね。

下記は倒産を迎える「負」の状態に陥ってしまった企業の特徴などを解説する記事となっています。本記事と併せてご覧いただくことで、良い企業を見分けるポイントを掴むことが可能になります。ぜひご覧ください。

勤続年数だけを鵜呑みにするのはダメ。この情報も必ずチェックしよう

募集が行われているかを確認する

ポストが埋まっていることに対しての改善が図られているかを確認するためには新しい部署や、職種での募集が行われているかどうかを見てみましょう。

これは企業の採用情報ページなどで、新設部署などが多く作られている様子や、新しい分野の人材が登用をされているケースではよいのですが、そうでない場合にはポストは埋まってしまっていて、なかなか希望の役職に到達するまでに時間がかかるケースが存在をします。

人材紹介会社などのサービスを活用して転職活動を行なっている場合には担当者に聞いてみましょう。

多くの人材紹介会社は勤続年数や組織の状態というのをヒアリングをしていたりしますので把握しているはずです。そこで得た情報を鑑み、勤続年数が長いことへの捉え方を決めていくようにしましょう。

社内の雰囲気をクチコミサイトで確認をする

クチコミサイトには結構いろんな情報が記載をされています。

仮に活躍をしていない社員の方が多い組織では、クチコミサイト上に批判のメッセージが多数書かれていることが多いです。

そういうコメントを見かけたら要注意です。単に辞めさせない風土があり、新陳代謝がされていないがゆえに勤続年数が長くなっているだけかもしれません。

特に下記のコメントを見かけたら要注意です。

  • 異動がほとんどなく、ポストも埋まり切っているため、長期的な活躍イメージがない
  • 若手社員ばかりが働かされていて、年輩社員があまり仕事をしていない
  • 社内がとにかく緩く、不正行為も横行をしている
  • 年功序列制度が取り入れられていて、仕事の成果は少ししか評価に反映をされていない

まとめとなりますが、勤続年数が長いということは良い事ではありますが、必ずしもメリットしかないとは思わずデメリットを探すようにしましょう。

勤続年数が長いということはあなたの活躍するポストも少ない可能性があり、自分が希望する職場風土かどうかは必ず抑えておくとよいです。


下記は当サイトのまとめ記事になっています。転職初心者が最短期間で実現する方法をイチから順番に解説をしています。ご覧いただくことで、いざ転職を考えた時に「無駄なく、効率的に、誰よりも可能性高く」行えるようになるので必見です。

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