応募資格欄の経験年数が不足!それでも書類通過をするのか実際に検証

こんな方の悩みに解決する記事を書いています

Aくん

求人票の応募条件に経験年数○年とあるけど、満たない場合応募できないのかな?

Bさん

「経験を有する人」とだけ書いてあるけど、何年程度の経験が必要なのかな?

Bさん

書類通過に通りやすい経験年数って何年なんだろう。

こんにちは、慎です。

求人広告を見ていると気になるのが応募資格の欄に「経験○年」や「○○の実務経験をお持ちの方」という表記を見かけます。

この年数に満たない場合には応募をしても書類選考は通過しないのかという疑問にお答えします。

魅力的な求人だからこそ応募をしたいと感じているが、条件に満たないと分かっていて応募をしたら、人事担当者にお叱りを受けてしまうのではないかといった心配をされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

この条件は何を目的に記載をしているのか。満たない場合は応募してもダメなのか?という応募条件に関する内容を本記事では解説していきます。

この記事を書いている人

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実際に10名の方に応募をしていただいた結果をもとに解説をしています。応募資格の尺度を理解することで、第一志望の会社に自信を持ってエントリーすることができるようになります。

目次

応募資格の条件欄は何をイメージして記載されているのか?

任される業務の大まかな年数を考慮して記載

例えば、営業職を中心に話をすると、未経験から入社をした場合には、営業の基礎も仕事の進め方も全くわかりません。

しかし、営業の基礎知識を研修で学び、実際に新規開拓などを行い、受注をして成果を出す。

そして誰の力も借りずに安定的に成果を輩出するには時間がかかります。

おおよそ、最初の3ヶ月は営業研修で徹底的にインプットをし、徐々に新規顧客への電話アプローチなどを先輩の指導のもと行ってみて、業務に慣れさせるのではないでしょうか。

その後半年〜1年で自分自身で仕事の進め方を工夫しながら成果を出し、2年目からは、業績の目標なども少しハードルが高くなり、安定的に達成を求められるようになるかと思います。

当然そのような一般的な流れを鑑みると、2年程度の経験があれば、安定的に成果を輩出しているかは未だわかりませんが、少なくとも営業の仕事の流れや進め方といったイメージは着くのではないでしょうか。

3年程度営業での経験があれば、仕事を続けられているという表れとなり、ある程度は安定的な成果も輩出できているのではないでしょうか。

つまり、経験3年という目安は「営業の基礎が理解できている」「自分で考えて行動ができるようになっている」「安定的な成果が輩出できるようになっている」と仮定をされて、経験年数が定められています。

年齢制限禁止法の兼ね合いにより記載をしている

平成19年から厚生労働省の定めにより、募集上だけでなく、選考過程においても年齢を理由に合否を定めるのは禁止となっています。

当然求人票は年齢を表記ができず、企業が特定の年齢の方を採用したいとしても表記をすることができません。

そのため、仮に第二新卒(25〜26歳くらいの方)を採用したい場合に、経験年数3年という表記を用いて記載をすることで、事実上22歳〜24歳ほどの方をスクリーニングする目的で記載をしている場合があります。

条件に満たない方が実際に応募をしてみた結果はどうだったのか?

下記の10名の方に実際に企業に応募をしていただきました。その結果について記載をいたします。

保有経験企業の応募資格合否
転職者A営業経験2年7ヶ月(28歳)営業経験3年
転職者B営業経験3年11ヶ月(32歳)営業経験3年×
転職者C経理経験1年6ヶ月(25歳)経理経験3年
転職者D事務経験7ヶ月(23歳)事務経験1年
転職者Eシステムエンジニア経験2年1ヶ月(28歳)SE経験3年
転職者F経営企画1年(34歳)経営企画経験あり
転職者G人事経験3年(31歳)人事経験3年×
転職者H経理経験1年3ヶ月(33歳)経理経験1年×
転職者I個別指導塾の講師経験2年(25歳)接客経験1年
転職者J生産管理経験2年(29歳)生産管理経験3年

合否結果について理由を検証してみました

様々な結果となった転職者ですが、実際に応募をした企業の人事担当者に合否の理由についてお尋ねをしました。

その内容について個別に記載をさせていただきます。

(個別の方には名前を出さない事を条件に本ブログへの投稿を許可いただいております。)

転職者Aさんの場合

営業経験年数が企業が提示する年数よりも少ないものの、非常に安定的な成果を輩出されている方でした。

自身で営業計画を立て、アクション量などの計画もお手のものです。

成果が出ない際には適宜周囲に相談をするなど主体的な行動も行っており、その点について職務経歴書で記載をしていたところ、企業担当者に好印象となり、年数不足に関しては許容。

転職者Bさんの場合

営業経験の年数自体は問題ありませんでしたが、まだ成果を安定的に出している様子はなく、先輩社員の補助も必要としている方でした。

企業担当者によると経験3年と記載をした背景が「自己解決」ができるレベルを想定していたとのことですが、Bさんの場合には難しく、結果としては不採用となってしまいました。

転職者Cさんの場合

経理業務3年の経験を企業は求めていましたが、基本的な仕分け業務、月次決算レベルの仕事を補助ありでも自分で考え行動できるレベルとして年数を定めていました。

この業務に関してはCさんは難なくこなしており、月次決算程度であれば、ある程度自分の裁量で物事が進められる状態であり、企業もその実務経験を評価しての合格となりました。

転職者Dさんの場合

事務経験1年程度を企業は求めていましたが、基礎的なデータのまとめ(Excelの初歩的な関数の理解やブラインドタッチ入力)ができる事を想定しての表記をしていました。

そして職務経歴書で、どの程度の仕事を、どのような形で進めていたのかという過程を記載をしていたため、ある程度の仕事ぶりが人事に伝わり合格となりました。

転職者Eさんの場合

企業は詳細設計という開発の工程において自己解決しながら業務を進められる方という条件を想定していました。

Eさんにおいては詳細設計はすでに現場で多くの指示を貰わず進められていたため、書類選考は無事通過をしました。

企業担当者としてもどの程度のサポートが必要とするのかという部分を気にかけており、その点は難なくクリアができる方と見込まれたようです。

転職者Fさんの場合

経営企画あり、という曖昧な表現ゆえ、応募をするのを躊躇ったそうです。

というのもFさんは経営計画を自身が主体的に進めるというよりは、サポートとして活躍をしており、自分から何かを考え実行を示唆する業務は行なっておりませんでした。

ただ、応募企業はそのサポートレベルを想定していたそうで、条件としては合致していると思われ、通過をしました。

転職者Gさんの場合

Gさんは人事経験3年を持ち、企業の条件としても3年を提示していたので難なく通過をすると思われていましたが、結果は不採用となりました。

理由はGさんは人事の中でも新卒採用を中心に手がけており、企業が求めるのは「中途採用の担当者」であり、その業務経験がないという理由から不採用となりました。

転職者Hさんの場合

経理経験の年数においては問題なかったものの、実際の業務は仕分けとなり、企業が求めていたのが月次業務を少しでも担当したレベルを想定していました。

確かに年数としては満たしていたものの、持ち合わせているスキルレベルが乏しく不採用という結果となりました。

転職者Iさんの場合

接客経験を求める外食の店舗の募集でした。

塾という異なる業界での接客経験だったため通過の可能性は不安でしたが難なく通過しました。

理由は個人に向けての接客経験を有する方を企業は求めており、学習塾という異業種な部分はあるものの、個人相手というニーズは満たしており、問題なく通過との結果になりました。

転職者Jさんの場合

生産管理経験が1年ほど不足をしていましたが、Jさんは自己研鑽を多数しておられる方でした。

プランニングなどの基礎知識は持たれているようでした。

そのため、年数としては不足をしているものの知識レベルとしては高いことと、自己研鑽をしながら自らが学習をし続けているという姿勢が評価をされ、合格をしました。

結果を振り返り分かったこと

企業の人事担当者が重要視しているのは「経験業務」だった

実際に年数の過不足はさほど気にしておらず、どんな業務を手がけていたのかという部分が最も重要視をされるということがわかりました。

結果年数は目安でしかならず、企業の担当者はその裏側に「○○という業務を実施してて欲しい」という希望がありました。

そのため、どの職種にも一般的に習得をするであろう目安期間が存在しており、年数は定められていますが、業務を経験していればOKという企業も多く存在しているのがわかりました。

経験業務や年数が不足をしていても秀でているものがあるかは重要だった

仮に年数や経験業務が若干不足をしていても、別の何か(プロジェクト牽引力、マネジメント力、資格、実績)があれば、ある程度補完として考慮いただける場合があります。

企業はあくまで年数だけで判断をするのではなく、あなたの職務経歴書全体を包括してみたときに、当該年数が不足をしていても他の何かが秀でているのであれば、率先して選考を進めるという姿勢でいることがわかりました。

年数に関しては、目安となります。

条件を満たしていなかったとしても書類を通過する場合がありますので、気になった求人に関しては積極的に応募をしましょう。

ただ、不足をしているのでれば、より職務経歴書を拡充させていくなど補完ができる内容を提示できるようにしましょう。


下記は当サイトのまとめ記事になっています。転職初心者が最短期間で実現する方法をイチから順番に解説をしています。ご覧いただくことで、いざ転職を考えた時に「無駄なく、効率的に、誰よりも可能性高く」行えるようになるので必見です。

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