同業他社への転職は裏切り行為?【極力、穏便に辞める方法を解説】

こんな方の悩みに解決する記事を書いています

Aくん

次に行く会社が同業にあたるんだけど、この行為は裏切りになるのかな?

Bさん

同業他社への転職で気を付けておいた方が良いことはなんだろう?

Fさん

同業他社へ行くと、現職のメンバーはどう思うんだろう?

こんにちは、慎です。

同業他社への転職を行う人が必ず悩むこととして「転職をしたら現職との関係が壊れる」ではないでしょうか。

せっかくの転職先に行くにも関わらず、なぜか後ろめたさを感じてしまう方が多いですが、そのモヤモヤを解消するための記事となります。

同業他社への転職は、おおっぴらにすると前職から大きな批判を受けることになるため、慎重に転職活動を行う必要があります。

この記事を書いている人

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  • 転職経験3社
  • ブラック企業での勤務経験あり
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  • 現在は人材紹介に従事

転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。

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この記事では「同業他社への転職を試みる方」に対して、実際どんなことが起きるのか、気をつけるべきポイントを解説することで、少しでも転職時に抱える「同業転職は批判の対象になるかも」という不安を解消することができます。

目次

まず、同業他社への転職を行う際に、トラブルになりやすいこと

あっきー

同業他社へ転職をすると、前職からはどう思われることが多いんだろう。そして何がトラブルになることが多いのか教えてほしいな。

うん、実際に起きた事例をもとに下記の解説をしていくね!

前職の企業から圧力をかけられることが多い

例えば、同業他社で同じ職種を行う場合においての話です。

下記のようなことを受けたという事例があります。

  • Facebookなどのメッセージアプリ経由で、現職で行っている業務を差し止めるような内容が送られる
  • 前職の同僚から、SNSなどブロックをされることがある
  • 退職時に書いた誓約書のコピーが郵送で送られてくる
  • 社長から直々に携帯宛に電話が入り、脅しのような言葉を言われる
  • 前職の朝礼において名指しで批判を受ける(その噂が流れてくる)

これは一例ですが、同業他社への転職をすると、前職からは少なからず批判を受ける対象となりやすいので注意が必要です。

中には現職に電話がかかってきて、上司が対応を行ったというケースも存在しています。

競業避止義務違反ということで痛烈な批判を受ける

退職時に多くの企業が「誓約書」を記載しているはずです。

この条項には大体「同業にて業務を行うことは○年禁止、半径○km以内での業務については禁止」といった内容が盛り込まれていることが多いです。

これは、同業他社への転職をすると、前職の業務に少なからず影響を及ぼすため、誓約書という形で禁止をする条項を入れています。

この誓約書を書いてしまうと、多くの方はこんなことを思うようです。

Fさん

誓約書に書かれている内容を遵守すると、同業他社への転職はできなさそう。

Eさん

結局キャリアチェンジや未経験での転職しかできないのではと感じる。

Fさん

黙って転職をしたら、いずれバレて、色々とトラブルになるんじゃないか?

こんな悩みを抱えることになる方が多いです。

同業他社への転職は、前職にとっても「ナイーブ」なものであり、看過できないこととして捉えている会社が多いです。

元同僚からの冷ややかな目線を受けることになる

前職の上司などが、時にありもしないことをでっちあげて、痛烈に批判をします。

その結果、前職にて風評被害が生じて、元同僚からも冷ややかな目線で見られることが多くなります。

具体的には下記のことを言いふらされたという方も存在しています。

  • 現職にて営業エリアを荒らしていて、(前職の会社)の批判をし続けている。
  • (前職の会社)の情報を横流しして、働いているようなので、(自分)への情報については遮断しろ。
  • (自分)への一切の交流を禁ずるという、前職上司からの通達が出る。

実際に、自分が行っていることと異なる事実であったとしても、風評被害を受けるようなことを前職の上司などから現メンバーに伝えられ、とにかく接点をとらないよう厳命されるケースがあるようです。

基本、同業他社への転職は前職からは歓迎されない前提で転職をする

あっきー

前職からの批判は少なからず受けるのね。

そうだね、同業他社に行った人を許容してしまうと、次々と自社から同業他社に行く人を増やすことに繋がりかねないからね。

本当に仲の良い現職メンバー以外は関係を断つつもりで転職をする

前述した通り、風評被害などによって前職の同僚とは少なからず関係が悪化します。

そのため、本当に仲の良い同僚にのみ同業他社への転職をしたことを伝えて、理解を促すことが大事です。

ここで注意ですが、転職活動中においては極力同業他社への転職であることは伝えない方が得策です。

どんな信頼を寄せる方であったとしても、万が一上司などに伝えてしまうことなどを考え、控えることが得策です。

内定を受諾した後に伝えるのがタイミングとしては良いでしょう。

現職の人事、上司となる人に対して、共有をして認識をしてもらう

同業他社への転職者を受け入れる会社は多いです。

理由としては「極めて即戦力になる可能性が高い」ということが理由になります。

そうなると同業他社からの転職者への一定の理解がある会社が多いです。

そのため、不安に感じることであったり、前職から批判を受けたタイミングだったり、何かを感じたら共有をして協力をしてもらうという関係性を構築しておくことが大事です。

これを行うと、前職から仮に連絡が入ったとしても適切な対応をしてくれる場合が多く、大惨事になる前に対応をすることができるようになるため、非常に有効です。

自分自身、いらぬ不安を抱え込まないようにする

そもそも、同業他社への転職を行うことは一部を除いて、制限できるものではありません。

これは憲法で定められている「職業選択の自由」というものがあるため、同業だったとしても当人の職業選択の自由は保護されているため、前職の企業は制限をすることは憲法違反になってしまうために、行うことができません。

しかし一部例外規定としてあるのが下記の項目です。

営業秘密を持っている場合

日々の営業活動であったり、ルーティーンな業務はこれには該当しません。

会社のコアな情報を保有していて、それを用いることで、現職が大きな利益を上げるような極めて限定的な情報が該当をします。

例えば、開発者などにおいて、開発プロセスや製品の詳細部分などは営業秘密に該当をします。

このような前職に対して直接的な不利益が発生をするような項目については、同業他社への転職を行ったあとに口外することは「不正競争防止法」により制限されています。

従業員の地位

例えば執行役員などの上位役職者であった場合には、持っている情報が前職の秘匿性が高いものを多く保有をしている場合が多いです。

そのため、こういった方が転職をすると、転職先でも大きな影響を発揮しやすいため、制限の対象です。


このような場合でなければ、制限をされる理由には該当しません。

また退職時に誓約書を書かされますが、あの内容は法律などで規定をされているものではなく、あくまで「その会社の就業規定」で定められているものゆえ、退職をしたら就業規定は適用されませんので、不安を感じる必要はありません。

同業他社への転職をする時に、やっておくべきことの「まとめ」

あっきー

結局、退職時に何をしたら良いのかまとめを教えてほしい。

そうだね、再掲になるんだけど下記のことをしておこう。

【1st】まずは秘匿性を担保できる人材紹介会社を選択しましょう

人材紹介会社は同様のケースの転職支援を多く取り扱っています。

そのため、あなたのケースに応じたアドバイスを適宜していただけるため、不安感を早期に解消できるだけでなく「何を具体的にいつまでに行うべきか」を教えていただけます。

その結果、不安感を解消できるようになるため「転職活動においても自信を持ちながら実施」することができるようになります。

また極力トラブルになりそうなことに対しての対処方法を教えてくれるため、無用なトラブルに巻き込まれることが少なくなります。

【2nd】内定承諾をするまで同僚や上司には口外しない

無用なトラブルを避けるため、ついつい転職活動をしていることを言ってしまいそうですが、NGです。

内定承諾をするまでは確定要素がないため、不用意に伝えてしまうことで邪魔をされたり、不安を感じるようなことを言われたりとメリットはひとつもありません。

まずは転職先を確定して、口外をしたいのであれば伝えるようにしましょう。

【3rd】競業避止義務が盛り込まれた誓約書を熟読

退職時にサインアップを求められる誓約書ですが、内容について不満があれば会社に伝えて条項を削除してもらいましょう。

ここで安易にサインアップをしてしまっても、退職をしたら就業規則が適用をされないために制限を受けることはありませんが、一定の気持ち悪さは感じながら現職を過ごすことになります。

そのため、競業避止義務などの規定や、誓約できなさそうなものについては「拒否」をすることが大事です。

これによりサインアップを求める人事担当とは関係が歪になりますが、転職してから交流をしないようであれば、毅然とした態度で臨みましょう。

【4th】前職から批判を受けたとしても、やり返さない

結論、放っとくのが一番です。

転職をした後に、風評被害などを流されているということが噂で伝わってきたとしても間に受けないことが大事です。

また前職の上司などから脅しのメッセージや電話があったとしても、特に対応をする必要はありません。

ただ、このようなことがあったと、現職の上司には報告をして会社として認識をしてもらう程度にとどめましょう。

逆に間に受けて対応をしてしまうと、ほとんどが無用なトラブルに巻き込まれることになるため、放っとくのが一番心的ストレスも感じず、また無駄な時間をとられることもなくなるためオススメです。

同業他社への転職を行う場合には、一定の配慮と注意が必要です。

これを行わずに、転職をしてしまうと「現職でぎこちなさ」を感じながら業務を行うだけでなく、前職の痛烈な批判を受けることで、業務を妨害されてしまうことだってあります。

職業選択はあなたの自由です。仮に同業他社への転職をしたとしても法律で制限をされているものだけしっかりと守り、毅然とした態度でいることが重要です。


下記は当サイトのまとめ記事になっています。転職初心者が最短期間で実現する方法をイチから順番に解説をしています。ご覧いただくことで、いざ転職を考えた時に「無駄なく、効率的に、誰よりも可能性高く」行えるようになるので必見です。

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