応募をした会社で「HRBP」という肩書きを見たんだけど、これは何?
HRBPは人事とは異なるの?
HRBPの役割と、一般的に想像できる人事とは何が違うのかを知りたい。
こんにちは、慎です。
HRBP(えいちあーるびーぴー)という役割を置いている会社が増えています。
一言でいうと、人事ではありますが、みなさんが想像をしている人事とは異なる業務を行なっている場合があります。
そんなHRBPの役割について徹底解説をしていきます。
最近では大手企業にはHRBPの存在が不可欠と言われているぐらいなんです。
この記事を書いている人
- 人材業界経験17年目
- 転職経験3社
- ブラック企業での勤務経験あり
- 2000名以上の転職相談
- 1000社以上の支援実績
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転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。
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この記事では「HRBPとは何?」という疑問について解説をし、この役割の方が担う仕事内容、なぜこの存在が必要なのかを解説します。
転職の際にHRBPという役割の方を見かけた時に、どう対処をするべきなのか分かります。
HRBPとは、簡単にいうと、事業部付きの人事です
HRBPってあんまり馴染みにがないんだけど、どんな存在なの?
そうだね、一言でいうと人事なんだけど、事業部についている人事で全社を統括する人事とは役割が異なるんだ。
HRBPは戦略のパートナー
Human Resource Business Partnerという頭文字を取った言葉です。
人事という側面はありますが、仕事はそれだけはありません。
各事業部の戦略に対してのパートナーという位置付けとなり、事業部の長に対して目標達成をするための人事面からアドバイスを行う存在です。
HRBPは事業部の長が描く戦略を理解し、達成をするための人事計画を立て、本社との連携をとりながら、採用などの業務を担います。
多くの専門知識を身につけている必要があるだけでなく、事業部の課題を解決するための戦略性も求められます。
このポジションは相当なプロフェッショナルでなければ務まらない存在です。
HRBPは事業部に1名〜数名置かれる存在
大手企業などの事業部が存在する企業に置かれることが多い役割です。
現在大手企業では、ヘルスケア領域、コンシューマー領域など、異なる色合いの事業を複数展開している企業が多いです。
当然、事業部毎に求める人材の要件も異なり、また戦略等々も事業部毎に様々です。
それを本社の人事が統括をすると、幅広い専門知識を深く得なくてはなりませんし、部門毎の戦略を細かく把握をしなくてはなりません。
そうなると全てを把握することは難しく、全ての部署の要望に応えることは難しくなります。
そのため、事業部毎に、その部署だけの最適化を図る存在としてHRBPをおく必要があります。
具体的には下記の仕事を行います
- 経営戦略の理解を経て、人事戦略の構築を行う
- 人事戦略に基づいた採用実施
- 採用者の教育と配置
- 所属部署メンバーの労務状況把握と本社人事へのフィードバック
- 現場の課題感を本社人事と連携をしながら対処
- 部門長に対してのフィードバックと戦略の意思決定支援
ざっくりというと、こんな仕事を手掛けます。
非常に多岐にわたるだけでなく、様々な関係者との連携もしなくてはならず、高いスキルが求められます。
HRBPはこんなスキルを持っている存在です
- 事業部の戦略を理解するための、ビジネス知識
- 人事戦略を練るための、戦略立案ノウハウ
- 幅広い人との連携を取るための、調整力
- 調整をするためのコミュニケーション能力
- 部署内のメンバーの状況を正しく認識するための、状況把握力、ヒアリング力
- 経営に対しての現状報告と改善を図るための提案力
- 課題点が何かを特定するための課題発見力
これだけの能力が求められます。
主に、コンサルティングファームに在籍をしていた方か、人材業界に精通をしていた人などが配置をされることが多く、HRBPのミッションを全うできる人は今の時代、とても貴重だと言えます。
HRBPは転職の際に関わることがあるのか?
HRBPの存在意義はわかったんだけど、転職をする際に、この役職の人と関わることなんてあるの?
結論から言うと、この役割の人とのやりとりは発生することになるよ。
なので本社人事との役割を理解しておかないと疑問を持ってしまうんだ。
主に2次選考の際に登場をすることが多い
- 一次選考:本社の人事
- 二次選考:HRBP
- 三次選考:事業部の責任者
こんな流れで進むことが多いです。
まずは、本社の人事が「人物面」や「最低限必要とされる基礎能力」を把握します。
ここで、クリアをすると事業部に回され、必要な専門知識や風土などについてマッチするかどうかをHRBPが見極めます。
そのため、一般的には一次選考よりも専門知識について尋ねられることが多いです。
一応念のためですが、下記は少なくとも把握をされ望むのが良いでしょう。
HRBPとの面談で気をつけること
まず、前提としてHRBPとの面談をすることがわかったならば、本社人事に面接傾向を尋ねましょう。
把握をしておかなくてはならないことは下記のことです。
- HRBPとの面談で過去にどんなことを尋ねられていたのか?
- 面接をする部署ではどんなカルチャーがあるのか?
- 事業部で求められるスキル要件は何か?
- 今回自分が行うべきミッションがどんなものなのか?
大事なことは、会社の全体像を理解していても配属される部署のリサーチが乏しいとHRBPが求めている回答をすることができません。
そのため、配属部署のことを理解するため準備をしていくことが良いでしょう。
リサーチをした後は、自分がその部署に、どうマッチをするのかを考えることです。
- 自分がその部署で、どう活躍できそうなのかを何となくイメージする
- 事業部にとって必要とされるスキルを持っているのか、なければ何がないのかを把握しておく
全てのスキルを面談の際に持っておく必要はありません。
ただ、何がスキルとして持っていて、何が不足をしているのかを整理しておく必要があります。
面接では、背伸びをせず、この辺りの部分はHRBPに適切に伝えましょう。
HRBPとの面談が終わったあとは、概ね最終選考になる
事業部のトップとの面談をすることになります。
その際には下記の記事を参考にしてみてください。
ほぼ、最終面接は顔合わせ的なもので終わることが多いです。
本社人事とHRBPの中で概ねスキル部分や、人物面などの把握は済ませているはずです。そのため、その両者がOKを出すのであれば、ある程度選考は通っていると考えてもよいでしょう。
そのため、二次面接のHRBPとの面談を注力と思うと良いでしょう。
本社の人事はHRBPを束ねる存在
HRBPは事業部付きの人事であることをご紹介しました。
しかし、本社の人事はどんな役割を持つのかという疑問について解説をしていきます。
HRBPと連携をして全体最適を目指す存在
HRBPはその会社にとって部分最適を図る存在です。
そのため自分の所属をする部署の達成を何よりも重要視して進めます。
しかし、事業部が湯水のごとく、採用予算を使って自分の部署の採用を進めた場合、全社から見ると部署感に不公平感が生じます。
そのため全体のコントロールと均衡を保つミッションを本社人事が担います。
- 事業部毎の人事経費の算出、割り当て
- 事業部の進捗状況の確認、進捗遅れの場合のフォロー
- HRBPの採用、育成
- 全社としてのナレッジ集約
- 経営に対してのまとめとしての報告
全体最適を図ることが本社人事の役割です。HRBPだけだと不整合が生じるため、各事業部のHRBPと連携をとり全社としての達成を果たすべき存在が本社の人事という側面です。
このように大きな企業であれば役割を明確に分け、協業関係を築きながら推進していくことが不可欠なのです。
最近注目をされているHRBPですが、大手企業意外ではまだまだ浸透をしていません。
しかし今後全体最適を図りながら部門の最適化を図ることが重要であり、この存在の意義は大きくなります。
面接者として同ポジションの方に接する場合には役割を把握して、適切な対処をしながら進めていくことが必要です。
下記は当サイトのまとめ記事になっています。転職初心者が最短期間で実現する方法をイチから順番に解説をしています。ご覧いただくことで、いざ転職を考えた時に「無駄なく、効率的に、誰よりも可能性高く」行えるようになるので必見です。
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