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こんにちは、慎です。
志望度が高い企業の面接を受けたあとは、結果が気になってしまって居ても立っても居られなくなりますよね。
面接が無事に終わり合否が確定するまでの期間はとても待ち遠しいです。
結果が来るのが1週間程度待つ必要があるのが一般的ですが、早く結果を知りたいと思うのは誰もが同じ気持ちですよね。
面接を振り返り、人事担当者のサインを見極めることで、合否の可能性を事前に把握することができます。
この記事は下記のような方におすすめです!
- 第一志望の企業で、とにかく合否連絡が待ち遠しく、ざっくりとした合否ラインについて感触を得たい人
- 面接で気になる人事担当者のサインがあったけれども、あれはどんな真意があったのか知りたい人
- 合否の手応えを何となくでも知ることによってスムーズに転職活動を進めたいと考えている人
この記事は、実際に10名の現役人事担当者へのヒアリングを行なった上で生の声をもとに記載をしています。
ただ、くれぐれもお伝えをしておきますが、ご紹介をするサインは一般論です。
必ずしも合否を分ける確定情報ではありませんので、あくまで参考としてご覧ください。
この記事を書いている人
- 人材業界経験17年目
- 転職経験3社
- ブラック企業での勤務経験あり
- 2000名以上の転職相談
- 1000社以上の支援実績
- ド底辺から社長賞受賞まで経験
- 現在は人材紹介に従事
転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。
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まず、このページを読む上での注意事項です
このページを読み進めて、「あっ、多分自分は不採用だな」と思ったとしても、やってはならないことがあります。
- 結果を待たずして、次の転職先への応募を進めてしまうこと
- 結果にばかり気を取られて、時間を無駄に過ごしてしまうこと
- 不採用結果が実際に届いたとしても、活動を止めてしまわないこと
この、三つのことです。
理由は単純ですが、あくまで今回ご紹介をするのは一般論です。
手応えなかったなぁと思っても、受かる人はいますし、手応えあったなと思っても、落ちる人はいます。
当然ですが、合否は到着をするまで誰もがわからないことです。
そのため、無用に落胆をすることなく、冷静になって合否を待つという姿勢が大事です。
これを待たずに自分の中で答えを決めてしまうと、下記のデメリットが生じます。
- 合格なのに、新しい会社に応募をしてしまって、面接のキャンセルをすることになる
- 合格だと思っていて、不採用になった時の落胆が大きくなる
こうなりますよね。
ただ、合否を待つ間に「これをやっておくといいよ」ということを予めお伝えをしておきます。
- 本記事を読んで、面接の感触を確認する(なんとなく合否を肌で感じ、気持ちを落ち着かせておく)
- 人材紹介会社に依頼をして、面談の予定だけは組んでおく(面談日は本命企業の合格通知後に設定)
- 合格・不合格通知を受け取る
- 不合格通知を受け取ってしまった場合には、人材紹介会社との面談を経て面接内容の改善を依頼
- 面接改善をして、再度希望とする企業に応募をする
上記の順番で実施をしてください。
くれぐれも不採用通知を受け取ったとしても自分を卑下して責めないでください。
ぶっちゃけ、私も同様の経験があります。
本命企業の不採用通知を受け取った直後、かなり落胆しました。
ただ、すぐに転職エージェントに依頼をした面談対策が予定として組んでいました。
落ちた悔しさを共有したところ、親身になってサポートをしてくれたため、すぐにモチベーションが上がり早期に活動できました。
あの時相談できて居なかったら結構長いこと傷心を引きずることになっていたと思います。
なお、人材紹介会社を選定する際には下記を参考にしていただき、2〜3社は登録すべきです。
面談対策に強い会社を揃えていますので、ぜひ参考にしてください!
面接のどの部分で合否を決めているのか?
まず、面接での合否判断をするには、人事は下記の情報が必要ですよね。
- ネガティブ」な志望理由でないか
- 転職後も「再現性」がある成果か
- カルチャーマッチをしているか
- 企業の伝えたいことが伝わったか
- 希望条件の折り合いがついたか
ここに、少しでもひっかかる内容があるものは、極めて不採用になることが多いです。
具体的に「5個」の項目に対して詳細に解説をしていきます。
【1】志望動機についてよくある「ネガティブ」な理由でなかったか
上記アンケートからもわかる通り、上司や職場の同僚などの人間関係を理由に退職をする方が多いです。
当然、人間関係はどの職場にも存在をし、ソリが合わない上司や同僚と共に働かなくてはならないのは、どの企業も共通をしていますよね。
でも、ぶっちゃけ人事の立場として、どこにでもある人間関係を理由に転職を希望する人ってどう思われると感じますか?
おそらくこんな感情じゃないでしょうか。
人間関係なんてどの会社にもあるから、転職しても同様の問題抱えそう…
こう思われますよね。
当然、人事担当者は人間関係で転職をしてきても、やっぱり人間関係を理由に去ってしまうことが嫌なのです。
そのため人事担当は転職理由について深くヒアリングをし、理由が適切なものかどうかを注意深く見ています。
- 現職の人間関係に対して何を感じ、何を具体的な行動として行なったのか、という質問に回答できたか
- 誰かのせい、環境のせいなど、自分以外の物事を理由にした転職であることを伝えていないか
【2】現職での成果が転職をしても実現できる「再現性」があるものだったか
あなたが、現職に築いた実績はとても素晴らしいものです。
当然ながら多くの努力をされて、築かれた実績のため、賞賛をされるべきことなのですが、ちょっと違った視点で考えてみましょう。
このスキルってウチで活きるのかな…
その実績を輩出したあなたのスキルや能力を企業は求めています。
なので、培ったスキルが転職しても発揮できるイメージが持てないと不採用になりますよね。
まとめると、実績そのものが評価をされているわけではなく、その実績を輩出するために必要となる能力をあなた自身が持っているかどうかが重要ですよね。
そうすると、実現職の環境のみで発揮される実績だと捉えられたら、人事は敬遠します。
- なぜ出来たのか、何が要因で成功をしたのか、転職したらどう活かすのか、という質問に回答できたか
- 自分の仕事の成功に対して具体的なエピソードを伝えられ、納得をしている様子だったか
【3】カルチャーマッチをしているか
企業はカルチャーを大事にしています。
仮に正反対の価値観を持った人が入ってくるとその調和が乱れ、全体としての生産性が落ちる結果となりかねませんよね。
なので、面接の中でカルチャーマッチをしているかを重要視しています。
この人優秀なんだけど、うちの社風に合わなさそう…
このようなケースの場合、残念ながら能力的にはOKですが、社風的にNGとなるため不採用ですよね。
結局、スキルを発揮するには環境が大事なので、その点を重視して人事は見ています。
- 社員の方の雰囲気と自分の雰囲気が合っているような感じを受けられたか
- その会社が求めている大切な価値観を理解することができ、共有できたか
【4】自社の企業イメージの共通認識化が図れたか
自社の情報を間違った形で認識をしていないか、人事は注意深く観察をしています。
あなたが誤った認識をしていても面接初期であれば、不採用になるのではなく正しい情報を教えてくれますよね。
お互いの認識を深めて、まずは転職者と企業の間に齟齬がない状態を作りますよね。
この情報を適切に処理をしておかないと入社後に「聞いていなかった」などのトラブルに発展をするケースが多くなってしまいます。
そのため、入社後のトラブルを未然に防ぐために、情報が正しく伝わっているかを面接によって確認をしています。
ここが面接を重ねたとしても正しく伝わりきっていない様子が伺えると、理解度が低いと捉えられ不採用になります。
- どんな会社に感じたのか、という質問を投げかけられ、スムーズに回答ができたか
- その会社が強みとしているものが把握できていて、回答できたか
【5】希望条件の折り合いがついたか
通常企業は給与テーブルといって、年齢や経験年数などによりある程度の等級の給与体系が設けられています。
つまり、どんなに優秀だったとしても給与テーブル以上の給与を求められた場合には、企業は受け入れられません。
そのため、あなたの条件面に関してヒアリングを行うことはどの企業でも行われています。
しかし受かりたいという気持ちを優先して、条件面の希望を下げて申告をしてしまうと、逆に何か不都合がなものがあるのではないかと人事は勘繰りをしますよね。
なので、適正な給与額、条件面などを把握し、合うかどうかをジャッジします。
この人採りたいんだけど、希望年収高すぎ…
こうなると、企業は採りたくても採れないので、残念ながら不採用となりますよね。
合格者にのみ見せるサインはどんなものがあるのか?
この「6つのサイン」のいずれかが面接であった場合には、かなり高い確率であなたは合格です
残念ながら、これ不採用だなというサインも下記の記事でまとめていますので、併せてご覧ください。
【合格サイン1】他社の状況をヒアリングして、囲い込みをしたいサイン
他社はどこを受けられていて、今の状況はどんなステータスですか?
人事として気になるのが、他社の選考状況。あなたが優秀であればあるほど、内定を出す企業が多いのは当然です。
せっかく採用をしたいとしても他社にスピード負けをしてしまい機会を失うことを人事担当者は恐れています。
そのため、他社よりも早く選考を進めて内定を出して囲い込む行動をとります。
そのため他社の選考状況がどのようになっているのか、合格者にだけヒアリングをします。
このような質問に対しての回答をした後に、人事担当者が対応を急ぐようなワードが出てきたら、ほぼ合格です。
【合格サイン2】仮の話をして本気度を確かめるサイン
仮に内定を出したとしたら、当社を選んでいただけますか?
これはよく人事が使う手法です。内定を出したけれども辞退をされてしまう不安から使うワードです。
仮に転職者が「選ばない」という発言をした場合には、その理由をヒアリングして、課題払拭をしてくるはずです。
転職者が抱える懸念点をひとつひとつ潰して自社にだけ興味を示してくれるようにするために、この質問をしています。
本気度が低いようであれば、人事は魅力的なワードを多用し、あなたの気を引こうとします。
【合格サイン3】給与などの具体的な条件面での折り合いをつけるサイン
条件面での折り合いがつかないなど、不安点や疑問などありますか?
当たり前ですが、優秀な方であっても希望給与額が提示できなかったら、入社をさせられません。
条件面を詳細にヒアリングをして、給与テーブルを超える方は事前に社内のネゴシエーションを経て、希望の金額に近づける調整をします。
そのため希望額が自社の給与テーブルに近しいかを確認するために、この質問をしています。
あまりにも希望給与額と提示可能範囲が離れていた場合には、採用を見送ります。
ただ、この質問がきたら、あなたと折り合いをつけようとしているサインになります。
【合格サイン4】時間的なネックで逃げられないようにするためのサイン
遅くとも明後日には合否の返答をしますので、お待ちいただけますか?
通常1週間程度合否の判断には要します。当然次のステップに進むのであれば、次の面接官の段取りをしなくてはなりません。
人事担当の上司との合否のすり合わせ時間も必要なため、その程度の期間がかかります。
でもこんなケースってどう思いますか?
この人採用したい、でも他社に行かないかな…
こんな不安から、とにかく採用をしたい人を優先的に面接するのは人事として当然ですよね。
だから、明後日などの短期的に合否判断をしてくれるのは、採用をしたいと思われているケースにおいて起こります。
そのため、人事は優秀な人を早期に囲い込みたく、上司の判断を急かします。
短期間で合否の返答ができるということは、人事が逃したくないと思っているため、このワードが出た場合には合格可能性は高いです。
【合格サイン5】辞める時に障害になりそうなことの把握をするサイン
現職での引き留めなどは、大丈夫そうでしょうか?
当然優秀な方であれば、現職での引き留めをされるのは間違いなく起こります。
せっかく内定を出したとしても現職で引き止められてしまっては面接の苦労も水の泡です。
そのため、現職で退職を上司に伝えた時にどんな反応をされるのか、その際に転職者はどのように対応をするのかなどの情報を把握しておき、懸念点については払拭します。
この質問をされる場合には、すでに人事の中で合格の意思は固まっています。
より自社に引き込むために障害となっていることを取り除こうという意識になっているため、ほぼ合格のサインです。
【合格サイン6】次の面接通過をしやすくさせるための思案
次の面接では○○が求められるので、用意いただくことは可能ですか?
これはほぼ合格といっても間違いありません。
1次面接を経て2次面接を行う場合には、人事担当者から役員に面接の対応者が変わります。
人事としては自分が推薦をした人は素晴らしい人だと役員に伝わってほしいと考えています。
そのため、人事担当面接において合格の方には、次の面接のポイントなどをレクチャーしていただくことがあります。
- 次の採用担当は、ここのポイントを抑えておくと喜ぶよ…
- 次の面接では◯◯ということについて聞くから考えておいてね..
わかりやすい合格フラグですが、こんなことを尋ねられたら、ほぼ合格ですよね。
役員の性格や、過去にどんな質問が多かった、何を回答として述べれば好感が持てるのかなどといった深い情報を教えてくれることって、不採用の人にはしませんよね?
ちょっと色合いはことなりますが、逆質問の有無で合否ラインを見定めることもできます。
逆質問ってなんのこと?
こう思われる方に対しての解説記事も併せてご紹介をさせていただきます。
ここまでお読みいただいて「あ、自分の面接ではこんなことなかった」と思った方は次の対策を早々にとっておきましょう。
- 本記事を読んで、面接の感触を確認する(なんとなく合否を肌で感じ、気持ちを落ち着かせておく)
- 人材紹介会社に依頼をして、面談の予定だけは組んでおく(面談日は本命企業の合格通知後に設定)
- 合格・不合格通知を受け取る
- 不合格通知を受け取ってしまった場合には、人材紹介会社との面談を経て面接内容の改善を依頼
- 面接改善をして、再度希望とする企業に応募をする
この中の「人材紹介会社に依頼をして、面談の予定だけは組んでおく(面談日は本命企業の合格通知後に設定)」をしておきましょう。
理由は下記です。
- 不採用になるとモチベーションが下がるので、予定を入れておくと気持ちの回復がスムーズ
- 面接対策をしておくことで、すぐ他の企業の面接に活かすことができる
ここ、かなり転職活動を停滞させる可能性があるタイミングなので、しっかりとやっておきましょう。
ってことは面談対策をしてくれるエージェント教えてよ。
この質問に対しての回答をしますね。
面接対策をがっちりとしてくれる転職エージェント
第二新卒専門コンサルタントが5000件以上の求人から適切な提案をしてくれる【20代の転職相談所】
第二新卒者に特化をした専門的なエージェントです。
とにかく20代の方が抱えやすい悩みを理解してくれるスピードが早く、的確なアドバイスを受けられるようになります。
とにかく忙しい人が活用をする、幅広く求人情報を紹介してくれる【doda転職支援サービス】
大手の老舗の人材紹介会社です。
一般には出回らない求人などを扱っていたり、とにかく人間関係が素晴らしいホワイト企業などの求人もあったり、膨大な求人から自分にあったものを選ぶことができます。
多くの企業と取引をしていることから、多くの傾向を熟知していて、面接対策も秀逸です。
まずは求人を得るよりも悩みを相談したい方が使うべき【パソナキャリア】
実際に転職活動を始めたわけじゃないけど、まずは相談をしたいというニーズに応える人材紹介です。
パソナキャリアはとにかく採用実績が膨大にあり、多くの対処法を知っています。
そのため悩みにも的確にアドバイスをしてくれるようになり、根本解決ができます。
コメント内容は、丁寧に拝見させていただきます!