こんな方の悩みに解決する記事を書いています

仕事を辞めたいと感じる日が増えてきたんだけど、人間関係を理由にやめてしまうと逃げの転職に映らないかな?



人間関係で辞めたとしても、次の転職先でも同様に人間関係を築く必要はあるし、やっぱりこの理由での転職はやめたほうがいいのかな?



人間関係が一番大きな理由になると、転職活動の時にマイナスポイントになるのかな?
こんにちは、慎です。
今回は職場で最も多い悩みのひとつとして「人間関係」を理由に転職をしたいということが挙げられますが、一般的にはこの理由をもとに転職活動をすることはマイナスイメージとして捉えられていることが多いですよね。
そんな悩みを持った時に、何が選択として正しいのかを解説する記事となっています。
先にお伝えをしておくと、本記事では「人間関係での離職」を否定していません。
ケースによってはすぐに転職活動を始めたほうが良い場合もありますので、まずは冷静になって自分の周囲の状況が客観的に見てどうなのかという視点を持つことが大事です。



実際に、転職を決意した方の70%は人間関係と言われています。
この記事を書いている人


- 人材業界経験17年目
- 社長賞受賞経験あり
- 2000名以上の転職相談
- 1000社以上の支援実績
- 求人広告経験
- 人材紹介業経験
転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。
本記事では、人間関係に悩みを持った時に「まずは何を判断するべきなのか、転職活動をするならばどんな状況なのか」を解説し、あなたの抱えている不安やモヤモヤを解消するための記事となっています。
まず、人間関係の悩みを解消できないかを立ち戻ってみる



こういった悩みを持つってことは誰もが起きることだよね。ついつい転職しかないと思ってしまうんだけど、他に良い方法はないのかな?



そうだね、結果的に転職を選択するということは「アリ」だと思うけど、まずは冷静になってみて、下記のことをしてみるといいよ。
人間関係に悩みを持ったと認識したら、1週間後にもう一度考えてみる
このような悩みを持つタイミングというのは気持ちの変動が激しく、冷静な判断ができない可能性があります。
そのため一度冷静になるための冷却期間を持つことが重要です。
このような感情を持った時から起算をして1週間程度時期を空けてみると良いでしょう。
そうすれば一時の感情でモヤモヤを持っていた場合には解消をされていることも多く、冷静に判断ができるようになります。
周囲の人に、相談をしてみましょう
なぜ周囲の方に相談をするのかというと、客観的な視点を取り入れるためです。
自分の見渡せる状況だけで考えてしまうと、無意識に近視眼的な考えに偏ってしまい、結果的には判断としては誤ってしまうことにつながりかねません。
そのため、まずは周囲の方に対して協力を仰ぎ、一度冷静な状況で相談をしてみると良いでしょう。
その時に、相談をする相手としては下記が良いでしょう。
- 【1人目】自身の仕事の同僚
- 【2人目】自分の仕事とは関係のない友人
その理由は、仕事の同僚に相談をすると、仕事の勝手がわかっていることや、普段自分が置かれている状況を理解してもらうことができるため、的確なアドバイスをいただくことが可能です。
ただ、それだけでは不足しています。
会社の同僚はいわば同じ価値観や目的を持った人ゆえ、異なった価値観の中で判断をする視点が足りません。
そのため、仕事とは関係のない友人に協力を仰ぎ、客観的な視点をもらうことが重要です。
なぜ「人間関係での悩みを持ったのか」本質的な理由を考えてみる
マインドマップを使ってみましょう。
中心に「人間関係で不安に思うこと」という内容を置き、それぞれの連関を可視化して捉えることが重要です。
この時にキーポイントになるのが、2階層深くぐらいまで考えることが重要です。
実際に作ってみると、人間関係という複雑そうなテーマですが、2階層ぐらいまでいくとシンプルなものになっていったり、逆に共通をするような項目につながっていったりと、悩みの根本がわかるようになります。
このように可視化をして、対処が可能なようであれば、現職にとどまりひとつひとつ解決をしていくために実行をしてみるのも良いでしょう。
人間関係を理由に転職をするのは「あり」



人間関係での転職って結局ありなの?なしなの?



そうだね、いろんな人の意見があるので一概には言えないけど、自分自身はありだと思っているよ。その理由について解説をするね。
モンスター社員など、非常に大きな「害」をもたらす人が職場にいる場合
こっちは前編の記事です。
比較的、影響度が低いタイプのモンスター社員を紹介しています。


こっちは、後編の記事です。
これは、会社としても厄介だと思われている重度のモンスター社員の紹介です。


正直、後者の記事に書かれているモンスター社員がいて、会社としても野放しにしているような状況であれば、会社の将来性はありません。
このようなタイプが社内に存在をしているようであれば、あなたの時間が勿体無いので転職をするべきです。
この場合人間関係を理由にというよりも、社内の状況が健全ではなく、仕事を行う環境ではないということで転職を選択することは、正当な退職理由になりますので、ひとりで悩みを抱え込まないことが大事です。
クラッシュ上司がいる場合
クラッシュ上司というのは一言でいうと、人材を使い捨てのように捉えていて、とにかく理不尽に仕事を突きつけてくるような存在の上司です。
こういった上司のもとで働くことになると、心身ともにボロボロになり、ひどい時には「鬱」などの状況に陥ることもあります。


ここで紹介をしているクラッシュ上司は、割と身近にいると言われています。
このような上司のもとで働いたとしても、何も得るものはなく、適正に評価をされないまま労働をすることとなり、自分にとって何のキャリアの足しになることはありません。
また、クラッシュ上司を野放しにしている会社も適切な評価が履行されているとは言えず、このような会社に在籍をしていても得るものは決して多くありません。
そのため、クラッシュ上司が存在している場合にも転職を判断するのは良い選択だと言えるでしょう。
そもそも、会社が衰退産業で全体のモチベーションが低いとき
産業によって、良い時もあれば、悪い時もあります。
ただ、斜陽産業と言われている、今後衰退をしていくことが予測されている業種になると、当然ながら優秀な方が次々と転職をするようになります。
また、新しく外部から流入をしてくることもなく、他へ転職をすることができない社員ばかりが残るようになり、生産性の低い環境に身を置くことになります。
当然、このような職場では、社員の士気は決して高くなく、全体的にはただただ今の状況を維持するためだけに仕事をすることになり、将来性という部分においては暗い状況になります。
そんな状況の場合にはすぐに転職をすることが好ましいです。
実際に斜陽産業から成長産業に対しての人材シフトは毎年多く行われており、異業種の方も受け入れる会社が増えてきています。
転職を決意したのであれば、必ず人材紹介を選択したほうが良いです



自分の環境もクラッシュ上司がいるということがわかったので、転職をしようと決意をしたんだけど、その場合はどのような方法で行うのが良いの?



そうだね、特別な理由がなければ人材紹介会社をおすすめするよ。その理由についてひとつづつ解説をしていくね。


自分の置かれている状況を「正」と捉えて、転職先企業に強力にバックアップしてくれる
どういうことかというと、致し方ない理由の場合にはコンサルタントも理由を理解してくれます。
そして企業に対してマイナスイメージにならないような、転職活動の仕方をレクチャーいただけます。
そうすることで、自分の退職理由を正当化できるような答え方を知ることができ、決して面接などでマイナスイメージを持たれることなく、転職をすることができるようになります。
このように客観的に判断をしてくれて、自分ならではの進め方を教えてくれる人材紹介会社はまず選択すべきです。
自分のカラーにあった会社を紹介してくれる
求人票などでは、その会社の風土やカラーなどをつかむことはできません。
これは求人広告も同様です。
しかし、人材紹介会社のコンサルタントは多くの企業に直接出向き、その会社のカラーなども熟知をしていることが多く、自分がどんな環境で働きたいのかを伝えることで、そのカラーにあった会社を紹介してくれるようになります。
そのため、コンサルタントに自分が求める条件を伝えて、まずは希望を理解してもらいながら進めることが大事です。
自分の転職理由が曖昧だったら、導いてくれる
同僚や知人に相談をすることは非常に有効ですが、彼らは転職のプロではありません。
そのため、彼らからいただけるアドバイスとして欠けている点は下記となります。
- 自分が考える転職理由は、本当に正当なのかどうか
- 自分が転職を行うことで、今後のキャリアにおいて得かどうか
- 今の仕事にとどまるかどうかを悩んでいる場合、プロの視点から解決策を提示してくれる
このような専門的な知見をもとにアドバイスをしてくれます。
そのため、自分がなぜ転職をするのか、人間関係になぜ悩んでいるのかを紐解きながら、不安を解消してもらい活動に専念をすることができるようになるのは人材紹介ならではのメリットです。
人間関係を理由に悩んだ時には、まずは「冷静になるための時間を定める」です。
その後に、その人間関係での悩みが「妥当なのかを客観的視点を取り入れながら考える」です。
それでも解決することができない場合には、転職をすることは大いにアリな選択です。
コメント内容は、丁寧に拝見させていただきます!
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