賢いセカンドキャリアを歩むために、40代から行っておくべきこと

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こんにちは、慎です。

セカンドキャリアという言葉を耳にしたことはあるものの、具体的にどんな事を指すのか明確に述べられる方は決して多くはありません。

しかし、人生100年時代と言われているいま、セカンドキャリアを考える必要性が高まっていると言われています。

この「セカンドキャリア」の意味ですが、もともと引退を迎えたプロスポーツ選手などのキャリアチェンジのことを指す意味合いで使われていました。

しかし、終始雇用制度も崩壊をし自分のキャリアは自分で選択をする必要がある時代になっているため、特に中高年層を中心に過去の経験を活かして新たなキャリアを築くことが重要だと言われています。

それが、セカンドキャリアというものであり、このための準備をすることが重要だと言われています。

具体的になぜ必要なのかについて、下記をご覧ください!

  • 終身雇用制度の崩壊で、キャリア形成が会社主導ではなく、自分でキャリア選択の必要が生じた。
  • 定年制度が延長をしていく傾向にあり、長期的に仕事を安定的にしていくための能力が必要となった。
  • 医療の発展などで人生100年時代となり寿命が長くなる傾向にあるため働き続ける必要がある。
  • 年金制度の破綻により、国のサポートが薄くなってきたため自分で稼ぎ続ける必要がある。

このような理由から、仮に定年を65歳で迎えたとしても、働き続ける必要が出てきているため、自分の能力を磨き続けていつまでも仕事ができるように備えておく必要性が高まっています。

そんな、セカンドキャリアについて、今回の記事では詳しく解説をしていきます!

この記事は下記のような方におすすめです!

  • セカンドキャリアを具体的に定めるには、何からスタートをしたほうがいいのかを知りたい人
  • セカンドキャリアはいつから考えておくべきなのかを知りたい人
  • セカンドキャリアを定めて、どう能力を磨き込みしていければ良いのかを知りたい人

この記事を書いている人

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目次

セカンドキャリアはいつ定めるべきなのか

結論、セカンドキャリアは、どんな年齢の方でも定めていただいて構いません。

ただ、特にセカンドキャリアを定めるのは40代が最も良いとは言われます。

その理由については下記です。

  • セカンドキャリアは、今までの経験を踏まえて自分が得意とする能力を前提に考える必要がある
  • セカンドキャリアを見据える期間が間近に迫っているほうが具体的なものが描けるから
  • 良いセカンドキャリアを描くには、能力開発が一定必要となっていくから

これが最低限必要となってくるため、20代〜30代など、まだまだ自分の能力が発見できていない場合には、セカンドキャリアを定めることはできませんよね。

また、60代を超えてしまうと、能力開発をするための時間が限られてしまうため、現実的なキャリアしか選択をすることができず、あまりセカンドキャリアの有効性が発揮できません。

つまり、セカンドキャリアを築くには最低限下記のことができるような環境で定める必要があります。

  • 定めたセカンドキャリアを得るために、自身の不足を補うための一定の期間が必要
  • 自分の強み、弱みを一定仕事の中で理解をしている必要がある

こうなります。なので、40代でセカンドキャリアを描くことができれば、20年程度能力開発をすることもできますし、ある程度20代〜30代の経験で得た自分の仕事の強みを理解しているため最適と言われています。

セカンドキャリアを定めるには何から始めるべきか

セカンドキャリアを定める必要性も理解したし、実際に始めてみようと思った方が最初にぶつかる壁が下記ですね。

Gさん

セカンドキャリアを定めるには何から始めたらいいの?

こうなりますよね。

なので順を追ってひとつひとつ解説をしていきますね。

  1. 自身の経験を振り返り、強みと弱みの把握をする
  2. 自分には何ができるのか・どんな能力があるのかを把握する
  3. 自分は何をしている時が最も楽しいと感じるのかを整理する
  4. いつのタイミングでどんな生活を送っているのかを定める
  5. 定めた期間で具体的に何をしていくのかを考え、定める
  6. 定期的に振り返るタイミングを決める

ざっくりいうと、上記の順番で行う必要があります。

ひとつひとつ解説をしていきますね。

セカンドキャリアの具体的な定め方

まず、セカンドキャリアを定めるには、このWillとMustとCanが噛み合わさる点であることが大事と言われています。

Willは自分自身がやりたいこと

Mustは自分がするべきこと

Canはできることを指します。

仮にWillを描いたとしても自分がするべきこととできることではない場合には実行することはできませんよね。

一方で、するべきことだけを中心に考えてしまっては、嫌々ながら仕事をしなくてはなりませんよね。

だからこそ、この中心点でセカンドキャリアを描く必要があります。

自身の経験を振り返り、強みと弱みの把握をする

職務経歴書をまとめる要領で、過去の経験を数枚の紙に書き出してみましょう。

具体的な書き出し方法については下記の記事を参考にしてみてください。

ここで重要視しておくべき点としては、下記です。

  • どんな経験をして、何の能力を持っているのかを知る
  • 自分が培っている能力は他者と比較をした時に高いものかどうかを知る
  • 今後、強みとした能力は高めることができる環境にあるかどうかを知る

自分が持っている能力が世間一般としては、本当に強みとして活きるのかを客観的に判断をする必要があります。

また、その能力は他者が簡単に真似できないようなものである必要がありますよね。

実はこの辺りが結構振り返るのが難しくて、セカンドキャリアを定めようとしても断念をしてしまう方が多いんです。

その辺りが不安な方は、転職エージェントでキャリアの相談をすると無料で行うことができます。

ここで、Will-Can-Mustの「Can」の部分を明確にすることができるようになります。

自分は何をしている時が最も楽しいと感じるのかを整理する

セカンドキャリアで大事なことは、自分の能力の活かし先を決めるだけでは不足です。

理想的な老後の暮らし方をするためにも、自分が納得ができて、楽しいと感じる事をキャリアとして定める必要がありますよね。

そのために行うべきことは下記です。

  • 仕事をしていて、楽しいと感じたシーンを思い返してみる
  • なぜ、その仕事が面白いと感じたのかを振り返ってみる
  • 楽しかった仕事を得るためにはどんな仕事に就く必要があるのかを考える
  • その仕事ができるようになるためには、何を行う必要があるのかを考える

このような点を整理しておきましょう。

ここは具体的に描き切るというよりも、ざっくり想像する程度で構いません。

大事な点は、自分が楽しいと感じる仕事が何だったのかを知ることと、それらを実現するために何をするべきなのかを明確にすることが重要です。

ここで、Willを定めることができるようになります。

いつのタイミングでどんな生活を送っているのかを定める

セカンドキャリアをいつから始めたいと考えているのかを定める必要があります。

例えば、下記のようなものです。

  • 70歳で、指導をするような能力を活かしてコンサルティングを週1回程度している
  • 65歳から、業務委託として自宅で業務を1日1〜2時間ん程度行い、月収10万円を得る
  • 75歳から不労所得で15万円を毎月得るような生活を得る

こんな形の漠然としたもので、構いません。

具体的に何をするのかといった行動を定める必要は全くなく、いつの段階で自分がどうなっているのか時間軸を定めることが重要です。

これを定めることで、目標が明確になり、今何をするべきなのかが何となく見えてくるはずです。

定めた期間で具体的に何をしていくのかを考え、定める

前項で定めた通り、目標が定まれば、それに向けて具体的なアクションを定めていく必要がありますよね。

例えばこんなイメージです。

<例>70歳で、指導をするような能力を活かしてコンサルティングを週1回程度している

  • 企業に対してコンサルを行うための、課題発見能力・解決能力を養う
  • コンサルティング業務において一定の評価を社内・社外問わず得ておく
  • どんなコンサルティング業務を行うのかを定める

こんなイメージを定めることができれば、いまから行っていくべきことは、行おうと思っているコンサル業務を行うために、実績作り、資格取得、学習などの道筋が見えてきますよね。

それらのものが見えるようになってきたら、あとは能力開発を行うための具体的な行動をすれば良いだけになりますが、ここのアクションが曖昧なものになってしまうと行動に移せなくなるため粒度は意識すべきです。

定期的に振り返るタイミングを決める

定めた行動を振り返りもせず、着実に進められる人は少なくありません。

また、セカンドキャリアのための能力開発になると、現状課題を抱えている事に対しての対処ではないため、優先順位を落としがちです。

だからこそ、定期的に振り返るタイミングを決めておく必要があります。

  • 月に1回、どんな経験をしたのか、何を新しく能力として身につけたのかを書き出す
  • 半年に1回職務経歴書をアップデートして、キャリアの棚卸しをする
  • 1年に1回転職エージェントを訪ねてキャリア相談をする

このように方法は何でも良いですが、振り返る時期と何をすべきなのかはあらかじめ定めておくことが大事です。

これを行うことで着実に能力開発ができているのかを確認しながら進めることができるようになります。

セカンドキャリアを定めた上で行っていくべきことは何か

セカンドキャリアを定めたとしても、下記は意識しておく必要があります。

  • 今の状況を踏まえて、軌道修正をしても良い
  • セカンドキャリアを築くための能力開発は短期的に定めないほうが良い

大事なのはこの2点です。

定めたとしても、できないことなんて誰にもあります。

できなかったことを後悔して卑下するようになってしまっては元も子もありません。

なので、できなかったら、計画自体を軌道修正していただいても全く問題はありません。

そして、能力開発を行っていく過程で、短期的に成果を求めてしまうと、なかなか期待とする効果が得られないと感じてしまうため、モチベーションが下がります。

なので、能力開発項目は1年ごとに1つなど、欲張らない目標設定が重要です。

セカンドキャリアを定めることで、現段階で得られるメリット

セカンドキャリアを築くことで、現段階で大きなメリットも得られます。

それが下記の点です。

  • 目標が明確になるため、何をするべきなのか行動に移せるようになる
  • セカンドキャリアを築くことで長期的な視野を持つことができる
  • 新しいチャレンジをすることで、前向きになることができる

このような副次的な効果も得られるようになるため、セカンドキャリアを定めることは重要だと言われています。

気になった方は、まずは目標の棚卸しからスタートをしてみる事をおすすめします。

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