こんな方の悩みに解決する記事を書いています
面接では自身の経験について触れる項目が必ずあるけど、苦手なんだよな。
他の人がどのように回答をしているのか参考にしてみたいな。
こんにちは、慎です。
経験部分については、人事担当者も非常に興味深く、細かく質問をしてくる項目です。
そのため、対策についてはしっかりとやっておく必要がある項目です。
ただ、どのようにまとめ、どのように伝えることが正解なのか、人の面接を見ることができないので、イメージできないのは本音の部分ではないでしょうか。
経験部分の伝え方一つで合否が判断されるといっても過言ではありません。しっかりとした対策が求められる項目です。
下記の記事は「面接初期で尋ねられること」「転職理由についての質問」をまとめた記事となります。
併せてご覧いただくことで、容易に面接対策をすることが可能です。
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転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。
この記事では「経験部分」を尋ねられた時に、最も適切な回答ができるようサンプルイメージをお伝えします。また、なぜこの質問がなされるのかといった理由についても言及し、しっかりとした対策が講じられるようになります。
目次
経験部分の質問は、絶対に一番対策を講じておくべきこと
単純に中途採用においては、この項目が即戦力としての資質を見極められるため、合否に直結する質問といっても過言ではないためだよ。
前提をお話ししますが、経験部分への質問に対して、適切な回答というのは下記を網羅しているものです。
まずは、前提部分をしっかりと理解をして、対策を講じるようにしましょう。
- 客観的事実に基づいて経験部分を説明する。(曖昧な状況説明はNG)
- 経験のあるなしは、3年程度の期間を経過しているかどうか。
- 経験を語る際には、成果とセットで話をしましょう。
基本的に、経験は3年程度のキャリアを持っている場合に言います。
時々1年程度の経験のみで「経験者」と伝える候補者がいますが、1年程度だとまだまだ、その職種の深部まで携わってないことが多く、経験者としては不足です。
経験部分で尋ねられる項目は、主に「5点」です
【1】これまでに培われた経験を簡単に説明いただけますか?
どんな経験を有していて、何をそこから習得をしたのかを整理できているかを確かめる質問
なぜこの質問を尋ねられるのか?
経験をしただけでは、情報としては不足です。
経験の中からどんな壁にぶつかり、どうやって乗り越えたのか、そして経験を積む中で何を具体的に習得をしたのかといった一連の流れを人事は確認していきたいと捉えています。
一点、注意を述べますが、人事は経験をしている人を採用したい訳ではありません。
経験から学び、何を習得したのかという部分を見極め、適格な人を採用して即戦力として勤務をしていただきたいと考えるため、一定の整理をしているかどうかを見極める必要があるのです。
オススメの回答テンプレート
現在の営業の業務に従事をする中で、受注をするために必要とされる情報には共通項があることに気づき、それらをフォーマット化した上で組織に展開をしました。
その結果、自グループの受注確率が3%向上をすることとなり、本内容から汎用化する力と、要因を特定する力を身につけることができました。
伝え方のポイント
- 具体的なエピソードを語る中で、何を感じて何をしたのかを明確に伝える
- 経験の中で何を学び、何をスキルとして習得をしたのかを端的に伝える
【2】今まで経験をしてきた中で成功をしたというエピソードをお聞かせください
成功体験を振り返ることができ、そこから学ぶ姿勢があるかを確認するための質問
なぜこの質問を尋ねられるのか?
仕事は、成功体験を多く輩出することが大事ですが、それ以上に大事なのが、成功体験や失敗体験から何を学ぶかです。
そういった体験を経ても振り返ることができなければ内省することができないため、自分のスキルとして培うことはできません。
結果、このような仕事の進め方をする方は、着実に自身のスキルとして培っていきますが、そうでない方は成長が乏しかったりします。
つまり、学習サイクルをしっかりと自身の仕事の中に組み込めているかどうかがジャッジとしては重要です。
オススメの回答テンプレート
営業として新規でアプローチをした顧客に対して、定期的に連絡をするための仕組みを構築して、関係性を途切れさせることなくアプローチした結果、安定的に受注をすることができました。
この結果を踏まえて、たとえ新規アプローチをした時に受注に至らなかったとしても、顧客に情報提供を行い、自社のファンを作っていくことが将来的には受注の機会を作り、結果安定的な業績に寄与することを学びました。
この顧客管理方法、情報提供内容、提供頻度など一定の工夫をしながら適切なものを構築していきました。
伝え方のポイント
- 自身が取り組んだことを詳細に伝える
- 成果を輩出した要因を分析して、何を特定したのかを伝える
- 仕組み化をして属人的に取り組んでいない、再現性ある結果であることを伝える
【3】会社から与えられていた目標と、他者比較をした時の難易度はどのようなものですか
職務経歴書の実績報告ではわからない、目標の難易度について確認をするための質問
なぜこの質問を尋ねられるのか?
自身の仕事の成果を、一定職務経歴書には記載をします。
例えば営業であれば、売上の金額と目標金額と達成率について記載をすることが多いのですが、この目標値は全社で見た時に、高い部類に入るのか、そうでないのかが分かりません。
高い目標が与えられていた場合、会社にとっても大きな期待を寄せている人材であることがわかりますし、逆の場合には、さほど能力が発揮できておらず、小さな予算をお任せするだけに留まっているのかが判断できるようになります。
オススメの回答テンプレート
目標については当部署に在籍をする17名のメンバーの中で、上から3番目に高い数値を掲げています。
また、この目標を通年で達成をしているメンバーは17名中2名だけとなります。
予算に関しては過去の実績を鑑み、3ヶ月に1回与えられるものであり、目標達成ができていないメンバーは必然的に目標値が低くなります。
伝え方のポイント
- 比較をして、自分の立ち位置がどの程度なのか「定量的」な側面で伝える
- 目標値の算出根拠などがわかれば、それを伝えることで、期待感の裏付けを伝える
【4】当社で活かせるスキルについて教えてください
転職先企業で培った使えるかどうかをジャッジするための質問
なぜこの質問を尋ねられるのか?
どんなに優秀なスキルを有していたとしても、その能力が転職先企業で一才求められないスキルだった場合には無用のスキルとなります。
そのため、どのようなスキルを有していて、それが転職先企業の仕事とどうフィットをすると考えているかを確認します。
ここで、必ず転職先企業の仕事と完全フィットをしていなくてもかまいませんが、ある程度はHPなどで事業内容を見て、そこに活用できそうな自分のスキルをいくつか想定しておくことが大事です。
オススメの回答テンプレート
私の培ったスキルは、法人を対象とした営業経験によって培われた、ヒアリングスキル、課題を特定するスキル、そして提案を実施スキルになります。
これは諸問題の発見と解決をセットで実行できるため、課題解決が求められるシーンにおいて活用することができると考えています。
当然転職をすれば商材は異なりますが、課題解決の本質を捉えるスキルは商材が変わったとしても活用することができると考えています。
伝え方のポイント
- 何をしたのかという具体的な業務内容を伝え、培ったスキルを一定整理しておく
- スキルが発揮できるシーンを想定して、転職先でどうマッチさせるのかを準備しておく
【5】マネジメントの経験はお持ちですか?
組織で大きな仕事を統括するマネジメント管理者はどの企業も欲しがっている
なぜこの質問を尋ねられるのか?
当然企業としては、個人のプレイヤーとして優秀な方の採用もしたいです。
しかし本当に欲しい人材は組織を統括して、大きな問題に対して対処することができるマネジメントの経験を有する方です。
現在では多くの会社で、このマネジメントの人材が不足していると言われています。
個人プレイヤーだと、そのメンバーの売上の最大値まで到達したら、それ以上の売り上げは期待できません。
しかしチームなどであれば、1+1>2の構図も実現できる可能性があるため、管理職経験は質問として必ず問われます。
オススメの回答テンプレート
(マネジメント経験を有する方)
メンバー2名のマネジメントを経験しています。
その中で気を付けていることとしては、メンバー一人一人との時間を週に3回30分必ず確保するようにしています。
その結果、メンバーの些細な課題だったりを早期発見することで対処をスムーズに行うことができ、業績輩出を効率化することができると考えています。
(マネジメント経験がない方)
直接メンバーのマネジメント経験はありませんが、部で展開をされる施策に対しても積極的に関与をしていきました。
その結果、多くの方との調整を経て、関係者の利害関係を合致させるということにおいて、営業で培った調整スキルが活かせると捉えました。
メンバーマネジメントにおいても同様にメンバーの利害を一致させ、目標に到達するための調整を最大限行うことは可能だと考えています。
伝え方のポイント
- マネジメント経験がない場合でもマイナスポイントと捉えることは必要ありません
- マネジメント経験から何を学び、何を気を付けていたのか、具体的なものを整理しておくことが重要
経験部分の質問に対する回答をまとめました。
この質問に関しては、ほぼ全ての会社が問いとして出してくるものゆえ、必ず用意をしておきたいものです。
各項目のポイントを押さえ、自分ならではの回答を用意しておきましょう。
下記の記事は「面接初期で尋ねられること」「転職理由についての質問」をまとめた記事となります。
併せてご覧いただくことで、容易に面接対策をすることが可能です。
あわせて読みたい 2022年版・完全網羅の面接対策【初期でよく聞かれることまとめ】 こんな方の悩みに解決する記事を書いています 面接対策って調べるといろんなものが出てきて、まず何から始めたらいいのかわからない。 面接で尋ねられることもイメージ… あわせて読みたい 2022年版・完全網羅の面接対策【転職活動状況で聞かれること】 こんな方の悩みに解決する記事を書いています 面接で必ず転職活動の状況を聞かれるけど、どう対策すれば良いのかな? 他社の選考状況って答えにくいよな。どう答えれば…
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コメント一覧 (1件)
[…] 経験を伝えることは難しいですが、その対策をまとめた「経験部分の質問で聞かれることはこれだけ【全てを網羅した面接対策】」の記事で伝え方含めて記載をしていますので、ご参考ください。 […]