転職を繰り返す人の末路は一概に悲惨とは言えない【得する転職方法】

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こんにちは、慎です。

転職回数を重ねると、転職が難しくなるのではと感じ、不安になっていませんか?

よくある転職回数が多い方が抱える不安

  1. 転職回数が多いのは決定的な欠点だと感じている
  2. 倒産を迎えた会社で仕方なく転職をした場合でも転職に不利になるのではと思っている
  3. 転職回数が多くてもメリットに働くことを知らない

最初にお断りを入れておきますが、この記事では転職を繰り返す人を悪く言うつもりは一切ありません。

なぜならば、転職回数が多いことで逆にメリットがある職種だって存在をするからです。

この記事は下記のような方におすすめです!

  • 転職回数が多くなると転職活動で人事の目線が厳しくなるのではと不安に感じている人
  • 今の会社が倒産しかかっているけれども、入社したばかりなので早期退職は控えるべきか悩んでいる人
  • 転職を複数経験していることをポジティブなポイントとして人事に伝えたいと考えている人

結論から述べると、転職活動を繰り返した場合でもメリットとして転職活動に活かす事ができる場合があります。

本編では、私が転職相談を受けた転職者の方の実体験を踏まえながら、余すことなく解説します。

この記事を書いている人

(Twitter)
  • 人材業界経験17年目
  • 転職経験3社
  • ブラック企業での勤務経験あり
  • 2000名以上の転職相談
  • 1000社以上の支援実績
  • ド底辺から社長賞受賞まで経験
  • 現在は人材紹介に従事

転職経験ゼロの方を中心に、不安を取り除き安心できる転職ノウハウや、会社の「リアル」な側面を余すことなく解説しています。

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転職回数が多いからといって悲観的にならず、ポジティブに活かす方法を解説します。その結果、面接でも前向きな回答として述べられるようになり、面接合格率の向上をすることができます。

転職回数が多かった場合、職務経歴書はしっかりと書き出す必要があります。「【転職の志望動機が書けない】200字で転職履歴書に書く方法を解説」にて解説をしていますので、併せてご覧ください。

目次

転職回数って何回までが妥当なのか?

まず、転職回数の数え方ですが、多くの方が誤っているので、適切な回数の数え方からお伝えをしていきます。

新卒で入社をした会社を退職して、転職先にて新たに就業を始めた場合、転職回数は1回です。

社数としては2社在籍をしていますが、転職をした数は1回なので、その回数を求められることが多いです。

つまり、転職回数が2回ある人は、3社の経験をしていることになります。

出典:ミドルの転職・「転職」について

アンケート結果のポイント

  1. 転職回数平均は「1.8回
  2. 10年周期で転職をされている方が多い傾向
  3. 50代以降の年齢の方は転職回数は横ばい
  4. 転職回数が5回以上の方も年々増加

転職人数自体は微増ではあるものの、転職をした方が幾度となく転職をするというケースが増えています。

転職に理由があれば全く問題ありませんが、その理由が不明確な場合には人事も注意深く面接に臨むようになります。

そのため適切な理由設定と準備が必要ですが、ひとりで行うとなるとかなり難しく、人材紹介を使うのが吉です。

下記の記事を参考にしていただけると幸いです。

こんな転職理由は人事から敬遠される(よくある間違えの理由)

人間関係等々がうまくいかず、転職を希望している

意外と多いのが、人間関係上の問題を抱えて転職を決意される方です。

こちらの理由を本音で企業に話をしたとすると、ほぼ全ての企業において不採用を言い渡されることになります。

このような理由をもとに転職を繰り返す方は決して明るいキャリアを築くことはできません。これは断言します。

理由としては明確で、人間関係の良し悪しはどの職場にも必ず存在をするためです。

これは相手が悪いというものではなく、あなたとの相性が悪いという事が往々にして挙げられます。

どうしてもそのような性格的なものを考慮をして全員を適材適所に配置をすることは人事としては不可能です。

そのため、企業では人間関係が合う、合わないを判断するのではなく、合わせるためにはどのようにすれば良いのだろうかと自身で振り返りをして、改善をしていくことが求められています。

職場の人間関係に疲れた、会社をやめたいと思う時にやるべき「5つ」】で人間関係に不安を感じている方の悩みを解消していますので、ご覧ください。

仕事の内容が合わない、自分には向かない

特に新卒採用などで営業職に配置をされたが、本当にやりたかったのはマーケティングなどの企画職だった、そのため、早期に退職をして、マーケティングができる会社に転職をしたいと思われる若手の方も多く存在をしています。

決して悪いことではありませんが、仕事が合う、合わないはある程度やってみてからでないと見えてこないものです。

そのため、ある程度の年月も経たずに合わないと決めつけてしまい、仕事に向き合おうとしなければ、人事担当者からは自分から仕事に合わせにいくという思考が少し不足をしていると思われ、これも面接では不採用になります。

安易に仕事が向かないと感じて転職を繰り返す場合「転職を繰り返すとどうなっちゃう?【ほとんどの場合、未来に悪影響】」で影響を解説していますのでご覧ください。

キャリアアップを図るために、転職をすることにした

意外とキャリアアップを口にされる方が多いのですが、これも人事から敬遠されます。

当然実績を高めたら、それだけのキャリアを築ける道が用意されると思いますし、ある程度柔軟性などがある方であれば、他の部署でもチャレンジ精神を持って取り組んで欲しいということで辞令を言い渡されたりして、新たなものを手がけるチャンスはどの企業にも大なり小なり存在をしているはずです。

それを見据えずキャリアアップのために転職をするという理由は人事からは好まれません。

最近では人事の間で「キャリアアップ潰し」という面接対策が取られていることが多いです。

これは何かというと「転職理由についてキャリアアップ以外の理由でお教えください」と伝えられることを示してします。

あなたの転職動機がキャリアアップを見込んでのものだったとしたら回答を述べることができなくなり、結果として面接で良い印象を与えられずに終わるということは往々にしてあります。

キャリアアップというワードしか思いつかないという方は「志望動機なんてねーよ!と思う人が転職面接で言ってしまうNGワード」をご覧ください。

転職を繰り返しても「良い」キャリアの積み重ね方

上記では実際の転職相談を受ける中で回答として多かったことを挙げ、本項目での理由で転職回数を重ねるのは自身のためにならないとお伝えをさせていただきました。

ただ、本項目では、転職回数が多くても良い影響を与えあられるキャリアの積み方の参考事例をご紹介します。

営業職で勤務をしていて受賞などの実績も取得済み

営業は商材によってセールスの仕方が異なります。

例えば有形の商材と、無形の商材でも異なりますし、宝石などの高額商品を販売することと、小物などの雑貨類を販売するのではまた販売方法が異なります。

あなたのキャリアが「あらゆるものを販売できる能力を身につける」というものだったとしたら、一つの職場に止まっていると、固有のものしか売れなくなるため、キャリアの実現は難しくなります。

そのため転職活動を行い、違った商材を扱うという目的意識が明確であれば人事担当者としても好意的に受け取っていただける可能性が高まります。

また、受賞などを得ているということは、その商材においての卓越したスキルは保有されていることだと思いますので、その実績が後ろ盾となり、転職理由としては明確に述べることができるようになります。

【受賞方法を解説】社内表彰を確実にモノにする方法を解説(体験談)」にて受賞タイトルの獲得方法について解説をしています。ご興味がありましたらご覧ください。

人事職などの職種での経験について

人事職は当然ながら人を見る仕事です。そのためひとつの会社に属していると、同じ属性の方々のみを見ることになり広がりが見えません。

そのため人事としての目を養うために複数の企業に属し、様々な思考性の方々と関わっていく方が逆にキャリアとしては良いのです。

あまりにも短期間であれば、面接担当者からも気になるポイントとして挙げられますが、ある程度2年周期で様々な会社の人事を渡り歩くスーパー人事と言われる方も存在をしています。

そのため、当該職種においては転職回数が多かったとしても引く手数多になります。

このようなキャリア形成に関して「キャリア・アンカー」という考え方があります。「キャリア・アンカーとは何だって思う人が、見てよかったと思える記事」にて解説をしています。

上場を支援するプロフェッショナル人材など

具体的には企業は上場をする際に、外部から知見を持った方を引き入れ、上場をするまで業務に就くケースがあります。

つまり外部から登用される方は上場に対しての知識を有するスペシャリストなのです。

つまりその方の価値は企業を上場に導くことになるため、上場後はまた違った会社で手腕を発揮するという方々も存在をします。

つまり、自分の専門領域が限られており、それらを発揮する企業を転々として実績を積んでいくスタイルのキャリア形成となります。

上場を目指す企業は多数存在をしているため、実績さえ積めば引く手数多の人材になることは間違いありません。

無計画で転職を繰り返すと、こうなってしまう

あえて、リアリティを出すために、私が関わったことがある転職者の体験を通じて解説をさせていただきます。

結論からお伝えをすると、無計画で転職を繰り返した方は残念ながら40歳以降求める職に就く事ができず、ほとんどの方がアルバイトやパートなどの非正規雇用社員となっています。

その体験について3つご紹介をさせていただきます。

自身は万能な人間になりたいという思いで職を転々とした

万能な人間というのは様々な業界の知見を持って、経験をしていく人を指しているようでしたが、20代の頃は転職先にも苦労をせず、7回ほどの転職をしました。

それぞれ、別の業種であり、職種も様々です。また30代になってから転職回数を5回繰り返し、計としては12回の転職をしている方でした。

結論、20代の頃は若さを武器にどの企業においてもある程度はすぐに雇用をされるような状態でした。

そのため自身は様々な業界の知見が備わっているため、求められている人材であると思ったそうです。

しかし30代になってからは、面接で不採用になることも多く、20代とは違った印象を受けながらも、同様に転職活動を繰り返していきました。

ところが30代後半になった段階で、転職回数が10回を超え、転職サイト経由で50社近く応募をしたものの、通った会社はゼロだったようで、ついに転職する先がなくなってしまったようです。

なぜ、様々な業界を経験をして、多くの知見を手にしたのに、転職では敬遠をされるような存在になってしまったのか理由は明確でした「様々な業界には関与はしたが、ほとんど経験としては浅く、活用できるものではなかった」が企業からの回答です。

つまり職業を転々としたばかりにスキルとして身についておらず、活用できるレベルまでいずれも達していませんでした。

キャリアアップを目指して転職をしたが、40代で年収大幅ダウン

キャリアアップを目指して転職回数を9回をされている方でした。

結論、本人の主観としては転職を繰り返し、着実にキャリアアップをしていたようでしたが、40代になりほとんどの転職先で応募をしては断られの連続を迎えることになりました。

その際に本人としてはキャリアアップを適切にしていたはずなのに、どうして受け入れてもらえないんだろうと思っていたのですが、結論「本人がキャリアアップをしたと思っている度合いは、世間一般のスキルレベルと比較をした際に低いものであり、相場を理解しないまま、着実にキャリアアップをしていると思っていたが、そうではなかった」が結末になります。

このように本人がキャリアアップをしていると思っていても、企業が求めるレベルは年齢に応じて高くなっていきます。

そのため、自身が思うレベルと、企業が思うレベルに乖離がでてしまうことは往々にして発生をします。

結論、年齢に応じたキャリアが形成できているかどうかは必ずチェックをしたいところです。

40代の転職をする場合には一定の工夫が必要です。「40代の転職は工夫が必要【適切な転職をしないと給与が下がります】」で解説をしていますので該当の方は是非ご活用ください。

人間関係を理由に転職を繰り返した

人間関係が合わないと感じるとすぐに転職をしてしまう方でした。結果20代の若い頃であれば、ある程度就業先が見つかっていたために、上記の理由でも転職活動などは行えていました。

しかし、年齢を重ねるうちに、この理由を受け入れてくれる会社がなくなってきました。

この方は1年以上も転職活動をして、ようやく1社みつけた会社に入社をしましたが、年収はかなり低く結果的には理想とする転職先を選ぶ事ができなかったと捉えています。

これは、単純に人間関係を理由に転職ができてしまったために、自分から合わせにいくという経験がなく、今までは転々とした形で転職ができていたものが、年齢が高くなるにつれ選べなくなり、また自分から相手に合わせにいく姿勢も見られなかったために、かなり大変な転職活動となりました。

転職に大事なものは、在籍をしている企業でどんな経験を詰んだのかです。

転職回数だけが増え、適切なスキルが身についていない場合には敬遠をされますが、そうでない場合にはプラスに働くことがあるため、必ずしも転職回数が多いことをネックに感じることなく活動を進めることが大事です。

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